80号(2024.11) PDF
《巻頭言》
『プラネタリーバウンダリーと生態学的土づくり』
山田正美 日本生産者GAP協会 専務理事
地球科学的観点からの警告
プラネタリーバウンダリーという概念に基づき、農業が環境に果たす役割とその改善策について述べています。 … →
《特集 『進化するGAP 持続可能な農業』》
◆ 世界のGAP先進地スペイン・アルメリア農業に学ぶ
日本生産者GAP協会 教育・広報委員会
1 日米欧のGAPは2021年からGAPステージ3(持続可能な農業)へ
2020年は、新型コロナウィルス感染症の世界的流行で人類が過去に経験していない事態に陥りましたが、同時に… →
《特集 『進化するGAP 持続可能な農業』》
◆ ヨーロッパ随一の園芸産地アルメリアはスマートで持続可能な農業
田上隆一 日本生産者GAP協会 理事長
スーパーマーケット業界が要求する農場認証「EUREPGAP」の件で、2003年にイタリアの南チロル地方を訪れ、農家の約50%が認証を取得していてことに驚いたのですが、… →
《特集 『進化するGAP 持続可能な農業』》
◆ 『2024年度GAPシンポジウム』開催予告
GAPの本質や農場認証の意味を解説し、持続可能な農業政策の現状を紹介。 … →
『世界のGAPは環境負荷低減型農業から環境再生型農業へ』
連載(2) GAPの本質と農場認証の意味を理解する
田上隆一 日本生産者GAP協会 理事長
《株式会社Citrusの農場経営実践(52)》
~有田川バイオマス発電所と農業連携は可能か~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
バイオマス発電所と農業の連携の可能性を探る経営実践について語ります。 … →
79号(2024.7) PDF
《巻頭言》
『環境負荷低減型農業から環境再生型農業へ』
-農業の理念とGAPを考える-
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
第二次農業革命を目撃
農業が近代化される以前、私は中堅規模の農家の跡取りとして生まれ、子供の頃は馬の鼻先で手綱を取って父親のカルチかけを手伝いながら、将来は自分も父親のような「立派な農家になること」を夢見ていたものでした。 … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『世界のGAPは環境負荷低減型農業から環境再生型農業へ』
連載(1) GAPの理念と期待される農業の在り方について考える
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
1 GAPとは何か
今日はGAP(Good Agricultural Practice)の基本のところから話をしていきたいと思います。テーマは「環境保全型農業から環境再生型農業へ」です。まずGAPの知識について、私なりの話をします。ここに齟齬があるようです。質問する側と答える側の概念が違っていると何を言っても通じないということ。未だにそうだと思っております。20年前もそうでした。
… →
2 なぜGAPが必要か
発生するとあまりにも影響が大きい食品事故
GAPの必要性について、先ほどのプラネタリー・バウンダリー論で、学者の集まりの中でいろいろ計測してみたら、「地球が壊れていて農業も大きな原因なので大変なのだ」という話だけでは農家を説得できません。ところが、
… →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『米国におけるカバークロップ利用の農家意向に関する調査結果』
山田正美 日本生産者GAP協会 専務理事
今回の記事は、カバークロップ利用に対する米国農家の考え方についてです。こうした調査は、2012年から行われており、前回2019-2020年の調査結果の概要は『実践ガイド 生態学的土づくり』の140頁に要約が記載されています。今回の調査である2022-2023年の報告書がSAREのホームページにpdfで掲載されていましたので、 … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『生態学的土壌管理としてのカバークロップの利用』
小松﨑将一 茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター長教授
『BUILDING SOILS FOR BETTER CROPS』との出会い
『実践ガイド 生態学的土作り』ですが、この原本である『BUILDING SOILS FOR BETTER CROPS』という本に私が出会ったのは1999年にノースカロライナなどで勉強させていただいているときです … →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
・現場経験少なくGAP担当になり不安がだったが、この研修で幅広く学べた
・GH農場評価は、生産者の意欲向上や、より良いGAPの実践に繋がる優れた評価方法
・GH農場評価は認証を受けない農場の改善に役立ち、GAP認証へのステップとしても有効
・イベント契機のGAPムーブメントは続かいない、GH農場評価で本来やるべき農業を学んだ
… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載51回)
~人材育成を振り返って今後を見据える~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
今年も税理士法人「K・N合同会計事務所」より令和6年5月30日電子申告済のサインが入った決算報告書(第12期)が届いた。当期純損失145,953円と損益計算書最後の行に記載があった。お世話になっている会計事務所のS税理士に当初この会社は実験事業なので今後大赤字が予測できる場合に… →
【参加者募集】
世界のGAP先進地スペイン「アルメリア農業」交流ツアー Vol.4
生産性向上と環境保全の両立を目指した農家指導
日本農業の再生 GAP戦略を考える
地域農業再興のヒントがいっぱい!
… →
78号(2024.4) PDF
《巻頭言》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 日本語版出版に当たって
二宮正士 一般社団法人日本生産者GAP協会常務理事
東京大学農学生命科学研究科特任教授(名誉教授)
「みどりの食料システム戦略」に向けた必携の書
今回生産者GAP協会が出版しました『実践ガイド 生態学的土づくり』は、英名『BUILDING SOILS FOR BETTER CROPS』といって、直訳すると「より良い作物のための土作り」という本です。アメリカ農務省(USDA)下でのプロジェクト活動
… →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
持続的な農業は生態学的土づくりというGAPから
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
1 環境負荷低減型農業では農業を持続できない
GAPは生態学的土づくり
GAPを普及推進する立場の協会が「土づくり」をメインにシンポジウムを開催することについて、"そこだけか"と違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ"そここそが"という思いでシンポジウムのテーマにしました。このことは今回始まったことではなく、元々 … →
2 GAPは環境負荷低減型農業から環境再生型農業へ
日本国内のGAP
日本における農産物流通ビジネスの業界では、2000年頃から大手スーパーマーケットが欧州の農場認証制度に学んで、試験的に自社版GAPと称する農場の監査基準書を作成してきました。生協グループも、これまでの … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 事例紹介に学ぶ
~翻訳者による講義~
生態学的土壌管理のポイント
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 専務理事
本書の紹介 生態学的土壌管理のポイント
今般、アメリカ農務省の助成を受けた団体「SARE」というところが発行した『BUILDING SOILS FOR BETTER CROPS』という本の翻訳を担当いたしました。この本は、実践的で生態学的に基づく土づくりということで、その基礎から実践、応用まで … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 事例紹介に学ぶ
~翻訳者による講義~
生態学的土づくり 事例1 ボブ・ムース
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 専務理事
ニュージャージー州のボブ・ムースさん。落ち葉を利用したマルチとカバークロップによる土作りを行っていて、開花帯を残して益虫の発生を促すことで、害虫を退治するIPMの実施というのが特徴です。合計48ヘクタールで、各種野菜、果物、花少量と穀物栽培を行っています。 … →
《農林水産省GAP情報》
グリーンな栽培体系への転換
金野勇悟 農林水産省農産局技術普及課
みどりの食料システム戦略関係の交付金で、「グリーンな栽培体系の転換サポート」というものを担当していますので、そのあたりについてお話したいと思います。まずは、みどりの食料システム戦略について簡単にお話して、その後グリーンな栽培体系、あとは交付金の中身について … →
《投稿・寄稿》
被災後営農再開に向けたガイド(暫定版)について
田上隆多 株式会社AGIC代表取締役
2024年は、元日から大地震に見舞われ、その後も国内外で大地震が発生しています。犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。 … →
《投稿・寄稿》
新年度・法令改正情報
労働安全衛生法の改正、労働基準法および関連規則の改正に伴い、2024年4月から義務化される事項、および食品表示基準(アレルギー関係)の一部改正について
一般社団法人日本生産者GAP協会 教育・広報委員会
労働安全衛生法、労働基準法および関連規則改正に伴い、2024年4月から義務化される事項があります。個人経営か法人かに関わらず、必ずご確認ください。 … →
ブックレビュー 『ミミズの農業改革』 金子信博著
山田正美 一般社団法人 日本生産者GAP協会 専務理事
この本のタイトル『ミミズの農業改革』はミミズの専門書のように思われるかもしれませんが、生態学的土づくり管理の結果として、ミミズが生息できる土壌環境を作ることが要であることを説いた本です。
著者は、今年2月に開催されたGAPシンポジウムで講演していただいた… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
・GAPの必要性を考えてもらうにはGH評価制度が良い
・認証に必要な情報はもちろん、GAPの目的や考え方が非常に参考になった
・GAPにおける「適正3原則」、特に「予防原則」が重要 … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載50回)
~どうする今後の労働力と運転資金確保~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
令和6年に入り弊社は栽培面積を1.3ヘクタール拡大して総栽培面積がおおむね5ヘクタールとなった。それから社員の1人が近々産休に、続いて育休に入る予定だ。現在、N社員・O社員の2名と地域おこし協力隊員(隊員I氏・隊員O氏)2名が収穫作業時間は別として… →
77号(2024.1) PDF
《巻頭言》
"思い込み"からの脱却を
吉村秀清 農業ジャーナリスト
国連のグテーレス事務総長は、国連総会で「人類は地獄の門を開けてしまった」と発言(2023.9.20)した。また「地球が沸騰してきた」という聞きなれない表現の発言もあった。それだけ、地球環境が厳しい局面を迎えているということである。今、 … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 を必要とする背景
~みどりの食料システム戦略は、生物多様性・気候変動対応という農業のパラダイム転換~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会
1 はじめに
近代農業が環境に与える影響を最小限に抑えて土壌や生物多様性を保全するために、米欧を中心とした各国政府は、農業投入物の法的制限や、適正農業(GAP)規範による行動規制と補助金制度などを実施してきました。しかし、 … →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 を必要とする科学的理由
~土壌機能への最も深刻な脅威は、土壌侵食、土壌有機炭素の減少および養分の不均衡である~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会
1 FAOの『世界土壌資源報告:要約報告書』
『「実践ガイド 生態学的土づくり」を必要とする背景』で見てきたように、適正農業(GAP)の概念は、環境保全型農業(修正し補完する)、持続可能な農業(現状を維持する)、食品安全農業(衛生管理基準の順守)などから、有機農業
… →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
『実践ガイド 生態学的土づくり』 を必要とする政策的理由
~SDGsの採択と同時に土壌の生態学的管理が強調された(改定世界土壌憲章)ことの重要性~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会
FAOの『世界土壌資源報告:要約報告書』、第10章以降の要点確認と、「世界土壌憲章」について見ていきます … →
《投稿・寄稿》
米国における持続可能な土づくりの本(その7)
~土壌浸食(風食と水食)~
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会専務理事
今回は『土壌浸食』について取り上げます。土壌浸食は、土壌が風に舞い上げられる風食と、降雨により水とともに土壌が流れ出る水食があります。 … →
《投稿・寄稿》
グリーンハーベスター(GH)農場評価を活用したJA営農指導強化が始動
田上隆多 株式会社AGIC
生産者のGAP指導そのものが営農指導
健全で持続可能な営農を行うことは農業の発展の基礎であり、"よりよい営農活動"を指導・支援することがJA部会等の生産組織の中核的事業です。 … →
《農林水産省GAP情報》
みどりのチェックシート解説書
~環境再生型農業の推奨~
日本生産者GAP協会 評価制度・普及委員会
農林水産省は、持続可能な食料システムの構築を目指して「みどりの食料システム戦略」を策定しました。その戦略の一つとして、農業の生産現場で求められる適正な作業や管理(つまりGAP)を行って … →
2023年度GAPシンポジウム開催
【実践ガイド 生態学的土づくり】日本語版出版記念大会
「グリーンな栽培体系と国際水準GAP」
GAPは環境保全型農業から環境再生型農業へ
開催日 2024年2月8日(木)・9日(金) 会場 つくば研究支援センター オンライン(Zoomウェビナー)ハイブリッド開催 … →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「GAPの理解は普及員として必要不可欠」GAP指導者養成講座 都道府県普及員
「GH評価員研修会は1番最初に取り組むべき重要な研修」GAP指導者養成講座 JAグループ職員
「GH評価員研修会を受講して認識の誤りや知識不足を再確認した」GAP指導者養成講座 JAグループ職員
…他4名より
→
GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
Q.穀物栽培の「水の安全性」「隣接圃場からのドリフト」「トイレ、手洗い場の確保と手洗い」について教えてください … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載49回)
~どうする今後の経営~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
経営者が体調不良になり、離農する農家が高齢化とともに増加してきた。これまで、このような農家の農地を任され規模拡大を重ねてきたのが我が社である。ところ経営者である私がみかん収穫作業中の2021年12月に突然腰痛が起こり歩きにくくなった。診察結果は … →
76号(2023.9) PDF
《巻頭言》
持続可能な農業に向けた土づくりガイドブック
~SAREの翻訳本《実践ガイド 生態学的土づくり》出版に当たって~
山田正美 (一社)日本生産者GAP協会 専務理事
翻訳のきっかけ
今から約1年半前に、YouTubeで持続的農業に関してSAREという団体がアップしていた8本の短い動画を見たのがきっかけでした。この動画はそれぞれ数分の長さで、持続的農業に関するトピックス
… →
《特集 実践ガイド 生態学的土づくり》
・日本語発行 ~農業のパラダイムシフト ~健全な土壌のための生態学的管理
・推薦のことば/本書の目次
・米国農務省の資金援助で発行された農家・指導者・研究者向けの土づくりガイド』で、日本の『グリーンな栽培体系』を実現する
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会理事長
・事例紹介
『良質な土壌のための管理』 ・ 『カバークロップ』 ・ 『多様化する作付け体系』 … →
《農林水産省GAP情報》
国際水準GAPガイドラインに準拠したGAP(規準)
日本生産者GAP協会 評価制度・普及委員会
「GH評価規準Ver2.2 青果物、穀物、茶、飼料作物、その他非食用」5月30日確認 … →
《AI(人工知能)で調べてみた 国際水準GAPガイドライン》
「みどりの農業システム戦略」は生産現場のGAPから
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会理事長
「BingのAIチャット」で、都道府県などが策定しているGAP基準を国際水準GAPガイドラインに準拠させることを推奨している意味や是非を尋ねてみました。 … →
《GAPシンポジウム2023開催予告》
2024年2月8日・9日 つくば研究支援センター
「グリーンな栽培体系と国際水準GAP」 …
《投稿・寄稿》
米国における持続可能な土づくりの本 (その6)「輪作」
山田正美 (一社)日本生産者GAP協会専務理事
今回は輪作について取り上げます。輪作はカバークロップ(主作物の休閑期や栽培時に、土壌浸食の防止や土壌への有機物の供給などのために、栽培される作物で、収穫の対象にはならない)とは異なり、収穫の対象となる作物です。 … →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「「QMS」がなぜ「組織論」に繋がるのかよく分かった」生産組織管理のためのQMSセミナー 都道府県普及員
「JAの営農指導員や部会事務局担当者もQMS受講が必要」生産組織管理のためのQMSセミナー 都道府県普及員
「施設の責任者・担当者が自ら問題を認識し改善していかなければ消費者の信頼を失う」青果物集出荷施設(選果場等)の衛生管理セミナー JA営農指導員
…他5名より
→
GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
Q:栽培に使用している水から大腸菌が検出 どうしたらいいの?
指導先の梨生産者の方で、栽培に使用している水(農業用水)から大腸菌が検出されてしまい、どのように対応するか検討しています。
… →
GLOBALGAPver6対応についての緊急セミナー開催
GLOBALGAP認証規格(青果物)は2024年1月からver6となり、ver5での審査は今年12月まで*となります。
当協会は、認証に関わらず広くGAPへの取組みを普及・推進するものですが、GLOBALGAP ver6対応についての問合せが寄せられたため、指導機関のAGICの協力の元、当セミナーを緊急で開催することになりました。
… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載48回)
~地域おこし協力隊(農業編)、有田川町の場合~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
はじめに
今年5月、地域おこし協力隊員が有田川町の新規就農者となった。当時32才だった福岡県出身のA氏は、2020年5月に「地域おこし協力隊員」として有田川町に3年間期限付きの臨時職員として採用され、卒隊までの3年間、弊社「株式会社Citrus」で、就農するためのノウハウを学んだ。
… →
75号(2023.5) PDF
《巻頭言》 日本農業遺産とSDGs
佐々木茂明 (一社)日本生産者GAP協会 理事
和歌山県有田地域のみかん栽培の礎を築いた「有田みかんシステム」が令和3年に日本農業遺産に認定された。食品産業全般における生産と流通、供給システムを持続可能としてきたことが認定の背景にあるように思う … →
《農林水産省GAP情報》
GH評価規準が「農林水産省 国際水準GAPガイドライン」(青果物)に準拠
日本生産者GAP協会 評価制度・普及委員会
2023年4月12日付けで、GH農場評価の評価規準(「日本 GAP 規範」に基づく農場評価制度 評価規準・チェックシート農業分類:全農場共通、作物共通、水田畑作、園芸 Ver 2. 1_230410)が国際水準GAPガイドライン(対象品目 青果物)に準拠していることが確認されました … →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-1 日本農業のトランスフォーメーションを考える DX×SDGsとGAP
中島洋 (一社)沖縄トランスフォーメーション 代表理事
(一社)日本生産者GAP協会 理事
講師が講演内容を簡潔にまとめたレジュメを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-2 米国農業のパラダイムシフト「健全な土壌のための生態学的管理」
山田正美 (一社)日本生産者GAP協会 専務理事
SAREが発行した土づくりの本 "Building Soils for Better Crops 4th ed."
"より良い作物のための土壌構築 第4版"
米国農務省国立食品農業研究所の資金提供により、持続可能な農業研究・教育(SARE)プロ グラムによって2021年に発行された。
著者:フレッド・マグドフとハロルド・ヴァン・エスの共著
概要:『より良い作物のための土壌構築』は、生態学的な土壌管理に関する他に類を見ない実践的なガイドです。
… →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-3 窒素循環の再生で持続可能な農業生産へ
小川吉雄 元茨城県農業総合センター園芸研究所所長
講演資料の中で特に重要と思われる部分を説明したスライドを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-4 「本物の野菜作り」から学ぶ総合的作物管理(ICM)の実践
髙橋広樹 株式会社みずほアグリサポート
講演資料の中で特に重要と思われる部分を説明したスライドを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-5 GLOBALG.A.P.認証を通した持続可能な農業に向けた教育体制の構築
鳴川勝 和歌山県農林大学校
講演資料の中で特に重要と思われる部分を説明したスライドを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅡ》
Ⅱ-6 シンポジウム総合討論 2月10日 講師と質疑応答
中島洋、山田正美、小川吉雄、髙橋広樹、鳴川勝
・持続可能な社会のための地域回帰の主体者について
・SDGsの課題解決としてのDXを本物にするために
・標準化に遅れた日本の農業分野でこそDX成果を
・みどりの食料システム戦略と持続可能な農業(GAP)の推進に向けて一言
… →
米国における持続可能な土づくりの本(その5)
土壌生物
山田正美 (一社)日本生産者GAP協会専務理事
生きている土壌
土壌には、細菌、ウイルス、真菌、原生動物、藻類など、さまざまな微生物が含まれています。さらに、植物の根や、昆虫、ミミズ、そしてモグラなどの哺乳動物さえも含まれます。
… →
GAPで国土を守り、認証で国民を守る
―2005年1月1日から見えるEUの総合戦略
田上隆一 (一社)日本生産者GAP協会代表理事
2005年1月1日から欧州に農産物を輸出できなくなる
日本からイギリスにりんごを輸出していた青森県弘前市の生産者「片山林檎」は、1998年の取引開始に当たって卸売会社「EWT」の農場認証検査を受けていましたが、
… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「「なぜGAPを普及するのか」を忘れずに活動していきたい」GAP実践セミナー 都道府県普及員
「「BAPを明示して改善を提案する」というGAP推進の道筋をイメージできるようになった」GAP実践セミナー 都道府県GAP担当者
「GAP認証を取得したがGAPの全体像を掴めていなかった」GAP実践セミナー GAP認証農場 新任担当者
…他6名より
→
アレルギー表示「くるみ」の特定原材料への追加について
日本生産者GAP協会 教育・広報委員会
食品表示基準が改正され、特定原材料として新たに「くるみ」が追加されました。経過措置期間はあるものの、食品関連事業者等においては、以下のことが求められています。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載47回)
~やっと本来の人材育成活動が解禁となった~
佐々木茂明 株式会社Citrus 代表取締役
Citrusの定款にうたっている人材育成活動がやっと再開できた。今年1月には地元の有田中央高校生のインターンシップを開催した … →
74号(2023.4) PDF
《巻頭言》 GAPはみどりの食料システム戦略を実現するアプローチ
二宮正士 日本生産者GAP協会 常務理事
今回のシンポでは、農水省が2021年5月に公表した「みどりの食料システム戦略」を軸としたGAPに関する議論を展開していくことになります。ご承知のようにここ数年間に、今回の「みどりの食料システム戦略」を含めていくつも大きな農業政策に関わる議論が活発化し … →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅠ》
Ⅰ-1 政策のパラダイムシフト「みどりの食料システム戦略」
-EUの Farm to Fork 戦略に学び GAPステージの周回遅れを取り戻す-
田上隆一 (一社)日本生産者GAP協会理事長
講演内容で特に重要と思われる部分を説明しているスライドを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅠ》
Ⅰ-2 持続可能な農業の次のステップに向けたGLOBALGAPver6対応
-環境/持続可能性での追加・強化-
田上隆多 株式会社AGIC
講演内容で特に重要と思われる環境/持続可能性に関するスライドを掲載しました。 →
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅠ》
Ⅰ-3 エシカル消費に応える持続可能な農業
山口真奈美 一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会 代表理事
エシカル消費の講演で特に持続可能な農業(GAP)にかかわると思われるスライドを掲載しました。→
《特集 2022年度GAPシンポジウム概要 そのⅠ》
シンポジウム総合討論 2月9日 講師と質疑応答
田上隆一・田上隆多・山口真奈美
シンポジウム参加者からの各講師(山口真奈美・田上隆一・田上隆多)への質問と回答ならびに関連する課題の総合討論」の概要を整理して掲載しました。→
米国における持続可能な土づくりの本(その4)
カバークロップの効用
山田正美 日本生産者GAP協会 専務理事
持続的農業をする上で健全な土壌を作ることが基本になりますが、本書では、主に以下の3つの方法が紹介されています。 … →
「生物多様性国家戦略2023-2030」が閣議決定されました
田上隆多 株式会社AGIC
「生物多様性国家戦略2023-2030」が2023年3月31日に閣議決定されました。 本戦略は、2022年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえた新たな我が国の… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載46回)
~新規就農支援プロジェクトとカーボンニュートラル~
佐々木茂明 株式会社Citrus
新年度に入り、弊社は新たに2名の青年の新規就農支援をすることとなった。その仕組みは、2015年に有田川役場と弊社で新規就農プロジェクトを計画した。しかし、… →
73号(2023.1) PDF
年頭のご挨拶
田上隆一 日本生産者GAP協会 理事長
「GAPの初心に帰る」
令和5年の新春のお慶びを申し上げます。私が農場認証スキーム(GAP認証)の調査・研究を始めてから21回目の正月となりました。
… →
《巻頭言》 持続可能な土づくりとは(アメリカの土づくりの本に学ぶ)
山田正美 日本生産者GAP協会 専務理事
はじめに
作物生産にとって土壌は欠かすことができませんが、その土壌について物理性、化学性、生物性の面から科学的データをもって、徹底的に調べ上げ、本来あるべき土づくりの方向を示している本がアメリカのSARE(持続的農業研究と教育)という組織から発行されました。
… →
《寄稿》 円環を為す人生
「GLOBALG.A.P.ツアーストップ日本2022」に参加して
山野 豊 弘前大学GAP相談所 所長
若い読者の方にはなかなかご理解頂けないと思うが、年功を重ねた読者の皆様、如何であろうか、さまざまなシーンでご自分の人生が「カチリ」と音を立てて「円環を為した!」と実感される事はないだろうか?出来事であれ、場所であれ、五感の記憶であれ、戻って来た、繋がった、と感じられたご経験をお持ちの方は決して少なくないはずだ。 … →
米国における持続可能な土づくりの本(その3)
化学肥料と有機栄養源施用の違い
山田正美 日本生産者GAP協会 専務理事
今号では、米国農務省(USDA)の国立食品農業研究所(NIFA)が出資した持続的農業研究教育(SARE)プログラムが発行した『BUILDING SOILS for BETTER CROPS(より良い作物のための土づくり)』から、化学肥料と有機栄養源施用の違いについて紹介します。 … →
家族農業のためのGAP(適正農業管理)
国際連合食糧農業機関(FAO)のGAPガイドライン紹介(6) 完結
P48~P54
12. 農産物を販売する際にどのようなことを考慮すべきか?
13. より良い農産物の管理のために必要な記録とは何か?
14. 農産物がGAP管理されていたことをバイヤーはどのようにして知るのか?
… →
≪参加者募集≫ 2022年度 GAPシンポジウム
『みどりの食料システム戦略』と『適正農業管理(GAP)』
2023年2月9日(木)~10日(金) ハイブリッド開催
詳しくはこちらへ→
2022年度 GAPシンポジウムの演題と講演要旨
『みどりの食料システム戦略』 と 『適正農業管理(GAP)』を考える
食料産業である農業は、需給経済もさることながら自然環境条件に圧倒的な影響を受ける不安定な産業です。幸い化学肥料や化学合成農薬などの登場によって栽培管理が容易となり、一定の生産は見込めるようになりましたが、農業システム全体としてはバランスを大きく損ねる状態となりました。… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「農場評価(聞取り)技量の不足を痛感」GAP指導者養成研修 都道府県普及員
「「GAP=新たな取組み」ではなく、「GAP=本来やるべきこと」と気付いた」GAP指導者養成研修 JA営農指導員
「GAP/GAP規範/GAP基準/GAP認証の違いが分かった」GAP指導者養成研修 JAグループ職員
…他4名より
→
株式会社Citrusの農場経営実践(連載45回)
~経営体の自立とみかん収穫体験インターシップから次へ~
株式会社Citrus
会社を設立して11回目の収穫シーズンが間もなく終わろうとしている。前号では収穫アルバイト確保の難しさを報告したが、今年は、収穫作業開始直前に近隣の20代の若者の応募があり、地元から2名が来てくれた。 … →
72号(2022.11) PDF
《巻頭言》 GAP実践とエシカル消費をつなぐ
田上隆一 社団法人日本生産者GAP協会 理事長
農業生産者は、"GAPが普及しないのは消費者の認知度が低いからだ"、という考えを改めて、世界が目指すグリーン経済(環境調和型経済)を再認識して、消費者視点(エシカル消費)で農業、農村、農産物を意識することが必要な時代になりました。 … →
≪提言≫ 『みどりの農業システム戦略』 を理解するために
EUの 『Farm to Fork Strategy(農場から食卓まで戦略)』 を読む〈後半〉
田上隆一 社団法人日本生産者GAP協会 理事長
2050年を見据えた「みどりの食料システム戦略」が、EUの「Farm to Fork戦略」をお手本にしているというのであれば、日本の生産者・農業関係者は、EUの戦略が何を意味しているのか調べてみる必要があります。 … →
米国における持続可能な土づくりの本(その2)
山田 正美 (一社)日本生産者GAP協会専務理事
前号では、米国農務省(USDA)の国立食品農業研究所(NIFA)が出資した持続的農業研究教育(SARE)プログラムが発行した『BUILDING SOILS for BETTER CROPS(より良い作物のための土づくり)』から、いくつかの内容について紹介しました。 本号においても、前号に引き続き、いくつかの興味ある内容について紹介します。 … →
家族農業のためのGAP(適正農業管理)
国際連合食糧農業機関(FAO)のGAPガイドライン紹介(5)
ガイドライン P39~P47
8.有機物(動物・植物由来)肥料はどのように使用すべきか?
9.農場内の動物について
10.収穫で最も大切なことは何ですか?
11.食品の輸送はどのように行うべきか?
… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「GH評価演習を通じて、情報収集の難しさと重要性を感じた」GAP指導者養成研修 市町村農林課
「今までの他の座学研修では実際に指導することへの不安があった」GAP指導者養成研修 都道府県普及指導員
…他3名より
→
株式会社Citrusの農場経営実践(連載44回)
~みかん収穫作業アルバイトが集まらない~
株式会社Citrus
会社をはじめて毎年苦労するのは収穫期の作業人員確保である。昨今どの業界でも働き手不足がが聞かれるが、今年初めて農業人材派遣会社と人材募集サイトのセールスが我が社にやってきた。人材派遣の会社名は … →
≪参加者募集≫ 2022年度 GAPシンポジウム開催のお知らせ
『みどりの食料システム戦略』と『適正農業管理(GAP)』
2023年2月9日(木)~10日(金) ハイブリッド開催
詳しくはこちらへ→
71号(2022.8) PDF
《巻頭言》日本農業のトランスフォーメーションを考える
中島 洋 沖縄トランスフォーメーション理事長
持続可能な社会を求める消費者意識の変化やSDGsを枠組みにした農業政策の変化、さらには戦争や気象変動がもたらした食糧貿易に対する不安に基づく食糧安全保障の要求と、「農業をめぐる環境」はここ数年、大きく変容しつつあり … →
≪提言≫『みどりの食料システム戦略』 を理解するために
EUの『Farm to Fork Strategy(農場から食卓まで戦略)』を読む〈前半〉
田上隆一 社団法人日本生産者GAP協会 理事長
新型コロナ(COVID-19)の世界的大流行の収束が見えない中でロシアによるウクライナ侵攻が始まり、国際的な分業体制によって、必要な食料、資源、工業製品を、いつでも必要なだけ調達できるというグローバリゼーションは終わりを迎えました… →
米国における持続可能な土づくりの本
山田正美 社団法人日本生産者GAP協会 専務理事
米国における持続可能な農業がどのように行われているかを調べているときに、米国における土づくりに関する大変興味のある本に出会いましたので、その内容の一部を紹介します。 … →
家族農業のためのGAP(適正農業管理)
国際連合食糧農業機関(FAO)のGAPガイドライン紹介(4)
ガイドライン P30~P38
6.農薬使用のポイント
7.肥料使用のポイント
… →
GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
農林水産省の肥料価格高騰対策事業とGAP管理について
~「GH評価規準」で適切な対応をしましょう~
Q:◎肥料価格高騰対策事業とは
… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「GAP指導者養成研修(GAP実践セミナー+農場実地トレーニング)」 普及指導員
「"GAP=持続可能な農業のための実践"を再認識」
「GAPにはIPMやアニマルウェルフェアが含まれると初めて知った」
…他3名より
→
青果物集出荷施設等の衛生管理の手引書に基づく
全中が開催『青果物集出荷施設の自主的衛生管理に係る講習会』
株式会社AGIC 事業部
全国農業協同組合中央会(全中)は、全国のJAが自主的衛生管理の徹底を図るために、「食品衛生法の改正に伴う情勢や対応策の講習会(Web)」を開催しました。 … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載43回)
~経営改善計画の実行とスマート農業化~
株式会社Citrus
会社を設立して第10期の決算が終わった。今期も経常損失が36万円となり、赤字経営となった。しかし、前期190万円の赤字よりは改善はできた。昨年は緊急策として社長給与半減と著者所有の地代及び施設貸し付け経費を未払い処理して … →
70号(2022.6) PDF
《巻頭言》 食品の一次加工から見た一次生産の課題
日佐和夫 一般社団法人生産者GAP協会 理事
食品衛生法の一部が改正され、HACCP制度の創設などが施行された(令和3(2021)年6月1日)。このことは、国内法のグローバル対応の第1歩でもある。その中で、一部の地域で生産農家が、… →
≪提言≫ 国が求める「GAP指導現場での効果的な方法」
-GH農場評価制度を利用した国際水準GAP推進モデル-
一般社団法人日本生産者GAP協会 教育・研究委員
1. 持続可能な農業経営と産地育成のためのGAP教育システム
日本生産者GAP協会は、持続可能で適正な農業実践(GAP)の行動規範として「日本GAP規範」を発行(第2版2021年9月)しています。
… →
≪GAPシンポジウム特集Ⅱ≫ 持続可能な農業の国際戦略の方向
【講演1】 農業の競争力強化と持続的な発展につなげるGAP
国際水準GAPの具体的な取組み
農林水産省農業環境対策課
我が国におけるGAP普及の背景
・2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会における食材の調達基準としてGAP認証等が採用され、GAPの認知度が向上し
… →
≪GAPシンポジウム特集Ⅱ≫ 持続可能な農業の国際戦略の方向
【講演2】 人と環境にやさしい信頼される農場になる取組み
2020年11月に岐阜県が創設
ぎふ清流GAP評価制度
ぎふ清流GAP評価制度の主な特徴
①生産者が取り組みやすい農場評価制度
・評価項目ごとに取組状況の評価基準を設… →
≪GAPシンポジウム特集Ⅱ≫ 持続可能な農業の国際戦略の方向
【講演3】 JAの営農事業を改革する
GH農場評価制度でスムーズなGAP認証への移行
JAグループGAP支援チーム
JAグループGAP支援チームは、生産者の状況に応じた段階的なGAP取組みの支援を行っています … →
≪GAPシンポジウム特集Ⅲ≫ 世界のGAPステージ3(実践のポイント)
【討論2-1】 農林水産省にたずねる
持続可能な農業の国際戦略
GAP取組の負担はどうすれば軽減できますか?他 … →
≪GAPシンポジウム特集Ⅲ≫ 世界のGAPステージ3(実践のポイント)
【討論2-2】 東京オリパラ後の日本のGAP推進はどうあるべきか
岐阜県の取組み事例に学ぶ
「GH農場評価制度」に基づく「ぎふ清流GAP」は、国際水準GAP他… →
≪GAPシンポジウム特集Ⅲ≫ 世界のGAPステージ3(実践のポイント)
【討論2-3】 東京オリパラ後の日本のGAP推進をどう進めるか
JAグループ全農の取組み事例に学ぶ
GH評価員の教育と内部検査員としての活用を推進する他 … →
≪GAPシンポジウム特集Ⅲ≫ 世界のGAPステージ3(実践のポイント)
【討論3-1】 SDGs、みどりの食料システム戦略とGAP
農業の持続可能性について思うこと(まとめ)
講演者で他の皆様にも「持続可能性」に関してお尋ねしたいと思います。 … →
家族農業のためのGAP(適正農業管理) FAOのGAPガイドライン紹介(3)
ガイドライン p19~p29
4.作物はどのように取り扱うか?
5.水はどのように使用し管理するか?他
… →
家庭菜園だってGAP(人と環境にやさしい農業)でなければ
山藤万里子 株式会社AGIC
家庭菜園の盲点 危ない農薬管理
高橋広樹(みずほアグリサポート代表)さんの「美味しい野菜・果樹の育て方」という講演を聞いて家庭菜園を始めることにしました
… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
株式会社AGIC 事業部
「GAP実践セミナー」 普及指導員
GAPという言葉を聞くと、認証制度のようなものだと思っていたが、GAPそのものは適正な農業の…他1名より
… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載42回)
~経営改善計画実行~
株式会社Citrus
これからのCitrus運営をどうしていくのかと、過去10年間の問題点を整理し社員らと経営改善目標を立てた。最大の課題は、管理している柑橘園の老木化と優良品種へ更新の遅れであるということになり … →
69号(2022.3) PDF
《巻頭言》肉食は新しい南北問題になるのか
二宮正士 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
SDGsとGAP(持続可能な農業)
「みどりの食料システム戦略(2021年5月,日本),「Farm to Fork戦略(2020年5月,EU)」,「農業イノベーションアジェンダ(2020年2月,米国)など,これからの食料システムに関する大きな政策が,ここ数年立て続けに公表されています.
… →
【GAPシンポジウム特集Ⅰ】持続可能な農業の国際戦略
GAPシンポジウムの基調となる提言
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
1 GAPの理解
GAPは持続可能な農業 GAPは農業の良好な実践のことです。世界のGAPステージ3*(GAP普及ニュース67号)となった現在ではGAPは持続可能な農業とも言われています。
… →
【GAPシンポジウム特集Ⅰ】持続可能な農業の国際戦略
≪講演資料の解説≫
・農業の価値観の転換
米欧、特にEUを中心とする欧州全体で何故GAPが普及したのか?農業者が主体的に努めたGAPの真の動機(政治的、社会的、経済的)を理解しようとしなかったために
… →
【GAPシンポジウム特集Ⅰ】持続可能な農業の国際戦略
≪講演資料の解説≫
・『日本GAP規範第2版』の刊行について
そもそも『GAP規範』とは何か
GAPという概念は、戦後の行き過ぎた農業近代化の反省によって生まれたもので
… →
【GAPシンポジウム特集Ⅰ】持続可能な農業の国際戦略
≪総合討論Ⅰ≫ 2021年度GAPシンポジウム総合討論
世界のGAPステージ3「持続可能な農業の国際戦略」
・農業と温室効果ガス炭素とメタンとの関係はどのような関係だと理解しておけばよい?
… →
家族農業のためのGAP(適正農業管理)
国際連合食糧農業機関(FAO)のGAPガイドライン 紹介(2)
Ⅲ.適正農業管理はどのように実施するのか?
1.男性と女性労働者の労働条件をどのように改善できるのか?
●すべての労働者を社会保障制度に加入させます。
●すべての労働者が、特に農薬と肥料管理、及び衛生と応急処置の訓練を受けること
… →
GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
~ドラム缶での軽油保管について~
Q:軽油等の燃料保管に関して、消防法における届出数量の考え方は、容器の容量か、それとも実際の保管量か?他
… →
セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
①「農業者のためのHACCPセミナー」 JA営農指導員
当JAではJAが運営する農場においてGLOBALGAP個別認証を取得し、今後は取得した農場をモデルとして品目部会で団体認証取得を目指していく方向で… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載41回)
株式会社Citrus
今年で会社を設立して10年が経過する。これまで農業の人材育成を課題に6名の社員を採用し、既に4人が退社した。2名を就農させることは出来たが、1名は4年勤務した後、家業の紀州備長炭生産(林業)の世界に入り、もう1名は採用から8ヶ月で就農すると退社したが … →
68号(2022.1) PDF
年頭のご挨拶
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
令和4年の新春のお喜びを申し上げます。
正体のわからない新型コロナウイルスに翻弄され続けて2年が経過してもなお、その収束の見通しはついていませんが
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《巻頭言》GAPで周回遅れの日本農業の生残りを考える
世界のGAPステージ3に日本が取り組むためには
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)とGAPとの関係
地球の循環システムを維持できなくなる不可逆的な限界点を定量化した「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)2015」の指針では、「窒素」と「リン」が、地球上で人間が安全に生存できる限界を超えてしまったと
… →
GAPの視点で 「ファーム to フォーク戦略」を読む
(その1) 日本の「みどりの食料システム戦略」は20年遅れ
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
日本の「みどりの食料システム戦略」は20年遅れ 我が国政府は2021年6月にSDGs達成に向けた「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に対する自発的国家的レビュー(VNR)をまとめ、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指すと発表しました。
同時(2021年5月)に、農林水産業分野の
… →
GAPの視点で 「ファーム to フォーク戦略」を読む
(その2) ファーム to フォーク戦略は「持続可能な食糧システムを生産から消費まで」
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
EU委員会が発表した「Farm to Fork Strategy」は、その名の通り、EUの今後の食品行政の大きな方向性を示したものです。この戦略は、2019年12月に発表された「EUグリーンディール政策」の中身を食品産業の分野に関してより具体化した … →
家族農業のためのGAP(適正農業管理)
国際連合食糧農業機関(FAO)のGAPガイドライン 紹介(1)
序章
このマニュアルは、ラテンアメリカ・カリブ海FAO地域事務所の農業班によって作成されました。
この作業の目的は、適正農業管理(GAP)の基本概念を広め、生産システムを持続可能な
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GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
~土・泥付き野菜衛生管理~
Q:当県GAP認証制度に取組む申請者(既に別品目で取得済)より「泥ネギも対象になるか」という質問がありました。泥付き野菜で消費者や実需者への注意喚起として何かアピールするなど、優良事例をご存知でしたら
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セミナー受講者の修了レポート(感想や考察)の紹介
①「GAP指導者養成講座」 受講者「普及指導員」
GAPについては、GAP認証取得支援やJA部会等への推進を通して関わってきたが、「GH評価」という視点でGAPを考える機会は今回が初めてであった。「GH評価」は、現状を点数化することで生産者の気づきが
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67号(2021.10) PDF
《巻頭言》国家戦略としての『環境と人にやさしい農業の実践』
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
国民の食を自国で賄えない日本の持続性は?
新型コロナウィルスの世界的流行で、今は全ての人が命を守るための活動を強いられていますが、命を育む農業は、今日も明日も耕し続け、食料を供給していかなければなりません。しかし
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日本GAP規範第2版(9月15日発行)
~消費者との信頼の懸け橋となる農業とは~
日本生産者 GAP 協会 規範委員会
一般社団法人日本生産者GAP協会の「日本GAP規範第1版」は、「自然・資源への汚染をなくす人と環境に優しい農業」を達成するための必携の書として2011年に策定され、日本におけるGAP啓蒙の書として、また、 … →
GAP Q&A
株式会社AGIC 事業部
~効果的なGAP指導者のポイントは?~
Q:〇〇県普及指導員の多くはGAPの研修を受けており、中には民間のGAP指導員もいます。リスク管理や農場の整理整頓などについて頭の中では理解できて、自己チェックシートの作成指導は大方できるのですが、
… →
公的機関(岐阜県)が取組むGH農場評価制度
~ぎふ清流GAP評価制度は、生産者と消費者との信頼の懸け橋~
日本生産者 GAP 協会 評価制度委員会
岐阜県は、農業振興政策の一つとして2020年11月に『ぎふ清流GAP評価制度』を開始しました。その内容は、 … →
セミナー受講レポート
JAグループ営農支援部職員
~青果物集出荷施設(選果場等)衛生管理セミナー~
私は、食品の安全安心対応の担当者として、質問対応や資料作成のなかで衛生管理に関する知識が足りていないと感じていた。その中で今回のセミナーを受講することで、衛生管理の基本的な考え方から、
… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載40回)
株式会社Citrus
今年2月21日付けで社員1名を新規採用した。昨年6月にCitrus勤務5年目の社員から来年2月末で退社し自立就農したいと届出があり、人材育成が会社定款にあり、自立と申し出がある以上強く遺留を求めるのもポリシーに反すると理解しつつも … →
GAP・GH関連用語の解説
《GH農場評価制度》
日本生産者GAP協会 出版委員会
通称「グリーンハーベスター農場評価制度(略称:GH農場評価制度)」は、GAP的にコントロール(統制・調整)された健全な農業であることを農業者自らが確認するための制度です。
農業者や生産組織などの農業経営体が『日本GAP規範』の内容をどの程度達成しているかを、
… →
66号(2021.1) PDF
新年のご挨拶
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
令和3年の新春のお喜びを申し上げます。 毎年正月を迎えてはそのことを慶び、地面から出始めた小さな花の芽に感謝し春の訪れを寿ぐことを習わしとしている私たち日本人ですが、今年の正月は… →
《巻頭言》食品と農業とのはざまでの係わり
日佐和夫 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事
大阪公立大学 食品安全科学研究センター/微生物制御研究センター 客員教授
元国立大学法人 東京海洋大学大学院 食品流通安全管理専攻 教授
筆者は農業(農作物)に関して専門外である。農業とのかかわりは、平成8(1996)年7月13日「堺市学童集団下痢」による腸管出血性大腸菌 O-157 食中毒事件であった。その後、輸入冷凍青果物などの「残留農薬やトレーサビリティの視点からの海外農場調査」であった。 … →
『日本のGAP、すべてはここから始まった』《連載第7回》
~農場保証制度を理解しなければGAP認証は普及しない~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
日本が遅れないために食い下がって調査
2002年に届いた欧州の農産物流通が変わることを知らせる「イギリスからの一通の手紙」(連載1)の後、㈱片山林檎の片山さんと私は、2003年にEUスーパーマーケット協会の農場保証制度(EUREPGAP認証)を調査するために渡欧しました。
… →
世界のGAPステージで日本は2周遅れ
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
はじめに
パンデミックとなった新型コロナウィルス感染症は、発生して一年が経った今や第三の波となって世界中で猛威を振るっています。その中で世界の政治や社会情勢が変化し、経済的にも大きな影響を及ぼしています。
… →
2020年度 GAPシンポジウム
『GAP普及で生産力向上と持続性を両立させる』
全世界で新型コロナウィルス感染症の流行に見舞われた昨年のGAPシンポジウムは、残念ながら中止せざるを得ませんでした。今年2月のGAPシンポジウムは、感染予防および新たなスタンダードへの対応を踏まえ、オンラインのみで開催することとなりました。 … →
2020年度セミナー・シンポジウムの予定
2020年度の各種セミナー・トレーニング・シンポジウムも残りわずかになりました。グリーンハーベスター(GH)農場評価制度では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。 … →
GH農場評価に関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
【質問】: 弊社AGICの講師が普及指導員のためのGAP農場評価トレーニングを行っている際中、受講者から作物残渣の処理について質問を貰いました。 … →
農薬残留調査から見つかった農薬の不適正使用
小池英彦 日本生産者GAP協会理事
農林水産省が公表した「国内農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(平成30年)」では、不適正使用のあった農家数は「1」となっている。農産物476検体のうち、食品衛生法に基づく残留基準値超過が見つかった2例のうちの一つである。 … →
農家から見る農林水産省の対応
~コロナ下で農家はだまされ続けている?~
佐々木茂明 一般社団法人日本生産者 GAP 協会理事
株式会社 Citrus 代表取締役
昨年(令和2年)の夏、地元の有田川町役場が「高収益作物次期作支援交付金」申請の説明会が、場所を変え、時間を変えて数回行われ、多くのみかん栽培農家が参加した。当初の案内では、「2020年2月から4月にかけて販売した農産物のある農家が対象」というので、 … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載39回)
株式会社Citrus
今期2020年産の温州みかんの収穫が始まった10月から12月の間に、急遽「今後の園地管理を頼む」と依頼が入った。テレビや新聞に弊社の取組みが取り上げられたことによる問合せである。「新規就農予定者に管理して貰えないか」という話である。 … →
GAP・GH関連用語の解説
《CAP(EU共通農業政策)》
日本生産者GAP協会 出版委員会
共通農業政策(CAP)は、欧州経済共同体(ECC)で、農業分野の関税同盟と共同市場を作るために、加盟国の農業政策を統一化することを目的として、1962年に導入された。
特に農業分野においては、①農業生産が天候や地理的条件に左右されやすいこと、②農産物市場の不安定なことなどを踏まえ、EU域内への充分な食糧の供給と農業者に対する公正な所得水準の確保を実現することを目指した。
… →
65号(2020.11) PDF
《巻頭言》岐阜県が『持続可能な農業』の実現に向けてGH農場評価制度を開始
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
オリンピック・イヤーだった2020年は、新型コロナウィルスによる感染症の大流行でGAPの普及・啓発活動の多くが開催中止を余儀なくされました。そのため生産者が出演する新たな教材を作成してオンライン研修等で補完しています。
そもそも日本生産者GAP協会の使命は、… →
「ぎふ清流GAP評価制度」 ~わが国初の公的農場評価制度~
GH農場評価機関認定委員会
農家や農業団体の生産管理の状態を監査して合格か不合格かを決定するGAP認証制度は、主にグローバル企業が農産物の仕入れに当たって供給者責任を果たすための一つの手段です。少し前まで欧米ではスーパーマーケットなどの買手側が監査コストを負担していましたが、この制度が… →
「ぎふ清流GAP評価制度」の開始を古田肇岐阜県知事が発表
岐阜県の新たなGAP制度がスタートいたします。既にオリンピック・パラリンピックに向けて、県としてGAP制度を用意し、73件の認証を行っていますが、これは令和3年9月に終了いたしますので、改めて新しい制度を構築いたします。… →
「ぎふ清流 GAP 評価制度」の概要 令和2年10月29日(木) 岐阜県発表資料より
1.「ぎふ清流GAP評価制度」概要(主な特徴)
(1)生産者が取り組みやすい制度
評価項目ごとに取組状況の評価基準を設け、点数化することで、自身の現状レベルを分かりやすく把握することが可能です。… →
「ぎふクリーン農業」は持続可能な農業を目指してきた
GH農場評価機関認定委員会
岐阜県は、長年にわたって化学肥料・化学合成農薬の適正で効率的な使用とそれらに代わる各種代替技術の利用を推進する「ぎふクリーン農業」を実践してきたことで知られています。「ぎふ清流GAP評価制度」の開始に当たって、GAPとの親和性が高い「ぎふクリーン農業」について調べてみました。結果は、… →
『日本のGAP』全てはここから始まった《連載第6回》~失われた日本の20年~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
見て・聞いて・考えればGAPが分かる 前回の『連載5 日本にいてはGAPが理解できない』の「GAP認証とは何かを知りたくて、欧州各地を歩いた」で、私は知り合いから知り合いへと「芋ずる」をたどるように、欧州各国のGAPに関わる人達を訪ね歩いたことを紹介しましたが、… →
GH農場評価制度の『GH』に込められた意味
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
GAPには、農薬や化学肥料の多投入という「行き過ぎた近代農業」の反省に立って、水、土壌、大気の汚染を減らし、持続的な農業を実践するという本来の目的があります。それとともに、働く人の福祉や、出荷農産物の安全性にも配慮することが求められています。… →
GH農場評価制度の特徴
日本生産者GAP協会 評価制度委員会
GH農場評価制度の対象
GH農場評価制度(正式名称:「日本GAP規範」に基づく農場評価制度、愛称:グリーンハーベスター農場評価制度)は、農場(農家)や生産組織(農協など)が健全な農業を実践するための指標を提供する評価制度として、農業経営や生産技術などの改善指針を提供し、生産者の自己啓発に資する「GAP教育システム」として、… →
2020年度 GAPシンポジウム開催のお知らせ 『GAP普及で生産力向上と持続性を両立させる』
全世界で新型コロナウィルス感染症の流行に見舞われた今年(昨年度)のGAPシンポジウムは、残念ながら中止せざるを得ませんでした。今年度(来年2月)のGAPシンポジウムは、感染予防および新たなスタンダードへの対応を踏まえ、オンラインのみで開催することとなりました。… →
2020年度セミナー・シンポジウムの予定
2020年度の各種セミナー・トレーニング・シンポジウムについて下記のスケジュールで実施する予定です。グリーンハーベスター(GH)農場評価制度では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
GH農場評価に関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
【質問】
GAPに取り組もうとしている「いちご生産者」がおりますが、現状では養液栽培の排水を排水溝(下水につながっていると思われる)に流している状態で、 かつ、圃場の状況やコスト面から、循環方式の設備への変更や敷地内での浸透処理が難しいとの話でした。
… →
《箸休め》感染拡大を防ぐのはプラスチック?
食讃人
1918~1920年に大流行したスペイン風邪は5000万~1億人が死亡したとされているが、当時の人口が20億人であったことを考えると、世界にとり非常に大きな衝撃であったことが窺える。当時の写真を見ると、感染の拡大を防ぐ方法としてベッド周りに敷布が多く使われていたようだ。… →
GAP・GH関連用語の解説
ICM(Integrated Crop Management)
日本生産者GAP協会 出版委員会
ICM(Integrated Crop Management/総合的作物管理)についてインターネット等で検索しても、確固たる定義を示しているサイトはほとんど見つかりません。農林水産省のホームページでもIPMの定義はありますが、ICMについての定義や説明はありません。 … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載38回)
株式会社Citrus
朝日新聞の農業記者が弊社に「ネットで見た」といって電話による取材申込みが入ったのが最初である。取材前に本紙を渡して、「GAP普及ニュースに弊社の取組みが記載してあるので、まずそれを読んでから取材をして欲しい」と記者に伝えた。すると数日後、 … →
64号(2020.10) PDF
巻頭言 「国産農産物の評価を高めるには」
佐々木茂明 一般社団法人日本生産者GAP協会理事
農業生産法人(株)Citrus代表取締役
ちょうど専業農家になって8年が経過した。どうして農業経営は安定しないのか、疑問点が見えてきた。実際に経営に入るとその厳しさが身にしみる。公務員時代の甘い考えを今は身に染みて反省している。農業経営における生産費としての人件費、資材費は高騰するばかりであり、一方、生産物の価格は相場に左右される。… →
《連載第5回》日本の GAP、すべてはここから始まった ~日本にいてはGAPが理解できない~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
GAP(適正農業管理)とは公的な「GAP規範」の遵守
GAP認証とは民間の評価機関が行う農場経営の評価
前回は、片山りんごが受け取った「イギリスからの一通の手紙」によって、片山さんと私がEUREPGAP認証に取り組み始めたことを話しました。当時、… →
レッドトラクターの最近の話題 ~消費者信頼とコロナ禍のリモート農場検査~
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
レッドトラクター認証は農民が創設した認証制度
ヨーロッパではGAPに早くから取り組み、農場認証(FA:Farm Assurance)制度も早くから取り組まれてきました。農場認証制度では、… →
2030年に農林水産物・食品輸出5兆円! ~途上国型GAPからの脱皮が必須~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
今年の3月に閣議決定された「農林水産物・食品輸出立国」の方針が、菅政権になって動き始めました。農水省は令和3年度の予算要求で、令和2年度当初予算の2.8倍の予算を要求するとともに、令和3年度中に担当局の新設を目指すということです。… →
HACCP制度化 ~農協の選果場は採取業!?~
田上隆多 株式会社AGIC GAP普及部長
平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律により、原則として*全ての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理に取り組むことが規定されたこと(いわゆる、HACCPの制度化)は、既に広く周知されていることと思います。… →
HACCPセミナーに参加してみました
山藤万里子 株式会社AGIC 総務部
9月16~17日に開催された「農業者のためのHACCPセミナー」に参加しました。受講形式は、セミナー会場での受講とZoomを使ったオンライン参加の2パターンある、いわゆる「ハイブリッド形式」で行われました。私は会場で受講しましたが、講師陣も会場とZoomに別れた新しい試みを体験しました。… →
HACCP関連の小ネタ
食賛人
5年前の2015年5月から10月までイタリアのミラノで開催された「ミラノ国際博覧会」は、「地球に食料を生命にエネルギーを」(Feeding The Planet, Energy For Life)をテーマに開催されました。日本館は大変な人気で、入場待ち時間が10時間以上にもなったようです。
日本館のメインメッセージは… →
2020年度セミナー・シンポジウムの予定
2020年度の各種セミナー・トレーニング・シンポジウムについて下記のスケジュールで実施する予定です。グリーンハーベスター(GH)農場評価制度では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
アフターコロナに向けたウェブセミナー化について
一般社団法人日本生産者GAP協会 事務局
前号でご案内しましたアフターコロナに向けたセミナーのウェブセミナー化について、各セミナーの詳細をご紹介します。
【オンラインGAP実践セミナー(ハイブリッド型も可)】… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載37回)
株式会社Citrus
弊社の定款の1つに人材育成がある。これまで3名の社員の自立就農を成功させてきたが、ここにきて来春の就農を決めた社員が誕生したことは格別に嬉しい。
一方で、今後の会社運営への不安が高まった。これまで自立就農した社員は県農業大学校を卒業した農業や林業などの第一次産業を営む家庭の子弟であり… →
63号(2020.7) PDF
巻頭言 私の働き方改革
二宮正士 一般社団法人日本生産者GAP協会常務理事
ちょうど「全国緊急事態宣言」が解除され、私自身の自宅テレワークも3ヵ月半になろうとしています。この間、私は、ほぼ安全な場所に巣ごもりしていたことになりますが、闘病されている方々を案じ、医療関係者や社会インフラを支えて下さっている多くの皆さんに感謝する一方、… →
《連載第4回》日本の GAP、全てはここから始まった ~日本に輸入されたGAP概念を考える~
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
この連載の最初に掲載した「イギリスからの一通の手紙」により、世界の農産物生産者と欧州における流通業者の農産物取引基準は一変しました。
これまで各スーパーマーケットや卸売業者がサプライヤー(供給者・出荷者)に対して取引条件として要求していた各社独自の「農場管理基準書」(二者認証)以外に、特に輸入農産物に対しては、… →
野菜フードシステムの構造変動と課題
佐藤和憲 東京農業大学教授
1.野菜のフードシステムをめぐる問題状況と課題 かつて野菜の産地形成は、農村地域の振興に直接的につながっていた。家族経営を担い手とした特定品目への生産集中と農協等による大都市卸売市場への大ロット出荷が、資材調達や集出荷における規模の経済の実現や卸売市場における価格形成の… →
2020年度セミナー・シンポジウムの予定
2020年度の各種セミナー・トレーニング・シンポジウムについて下記のスケジュールで実施する予定です。
グリーンハーベスター(GH)農場評価制度では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。
… →
アフターコロナに向けたウェブセミナー化について
一般社団法人日本生産者GAP協会 事務局
本号の巻頭言で二宮常務理事が述べているように、新型コロナウィルス感染症流行の影響により不要不急の移動が制限・自粛され、兼ねてから推奨されているテレワークがようやく普及するかもしれない状況です。当協会が企画・主催するセミナーも、集合研修やモデル農場へ訪問しての現地実習で構成されていましたが、… →
東京オリパラ後の日本のGAP(適正農業管理)を考える
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
国はオリパラを切掛けにGAP認証を推進
日本の農業現場ではGAPの概念が定まっておらず農業者のマナーとしてEUのような一般化もしていません。先進国の中では最低レベルの普及段階ではないかと思います。そのために、… →
GAPに関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
【質問】GAPとBCPについて
以前のGAP普及ニュースで、田上先生もGAPとBCP〈事業継続計画:用語解説参照〉について整理されており、クライシス管理もリスク管理の一部であるとされているかと思います。
… →
GAP関連の用語解説 GAPとBCPについて
「事業継続計画」(BCP)については、主に、自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、事業資産の損害を最小限に留めつつ、中核となる事業の継続や早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法や手段などを取り決めておく計画のこととされています。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載36回)
株式会社Citrus
5月25日に、福岡県から弊社所在地の有田川町に移住してきた33才の若者が、弊社にみかん栽培の研修生として出勤してきている。
この研修制度は、数年前に有田川町産業課職員が発案し、「有田川町の農業後継者を確保したいが、協力してくれないか」との相談を受けたことが始まりである。これまで「農業後継者の確保」と誰もが挨拶言葉に使い、… →
62号(2020.4) PDF
巻頭言 『石の上にも3年』 ~グリーンハーベスター農場評価で見るGAPのレベルアップ~
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
この原稿を書いている2020年の3月19日段階では、新型コロナウィルスの感染がヨーロッパやアメリカで急速に広がっており、収束の見通しが立っていません。このため国境閉鎖や外出禁止令を出す国も出ているほどです。… →
《連載第3回》日本の GAP、全てはここから始まった EUREPGAP農場保証制度の戦略
-小売業界のコスト圧縮ビジネスモデル-
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
GAP認証(農場保証)のターニングポイント2005年1月1日
2002年7月にイギリスの果実卸売会社エンパイヤ・ワールド・トレード(EWT)社から片山林檎に届いた一通のEメールは、2005年1月1日以降、欧州の多数のスーパーマーケットと小売業者によって作られた… →
HACCPの考え方に基づく農産物の衛生管理の制度化
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
2018年6月の食品衛生法改正によって、全ての食品等事業者がHACCPシステムの義務化の対象になりました。施行は2020年6月1日からで、施行日から1年間は経過措置期間になります。 これによって、… →
アルメリア農協の総合戦略に学ぶ
斗澤 康広 十和田おいらせ農業協同組合常務理事
土壌診断分析研究会会長
2019年11月17日~25日の日本生産者GAP協会主催「世界のGAP先進地視察研修ツアー」(9日間)に参加した。その地はスペインの東南地方にあるアルメリア地区を中心としたビニルハウス群が密集するEU域内に… →
シンポジウムの開催中止とこれからのGAP推進
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会
シンポジウム会場の「密集、密閉、密接」でウィルス感染のリスク
一般社団法人日本生産者GAP協会は、前身の組織である「GAP普及センター」の時代から毎年実施している「GAPシンポジウム」の2019年度開催を直前に中止することになりました。理由は、… →
2020年度セミナー等の予定
2020年度の各種セミナー・トレーニング・シンポジウムについて下記のスケジュールで実施する予定です。
グリーンハーベスター(GH)農場評価制度では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、… →
GAP関連用語の解説 BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)
日本生産者GAP協会 出版委員会
企業などにおいて、既存業務の構造を抜本的に見直し、業務の流れ(ビジネスプロセス)を最適化する視点から組織全体を再構築することを言う。1990年にマサチューセッツ工科大学(MIT)のマイケル・ハマー(Michael M. Hammer)教授が提唱した概念であり、その背景には高度に分業化され、… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載35回)
株式会社Citrus
2月13日、有田みかん産地に衝撃が走る。夜8時頃、弊社から7キロほど離れた済生会有田病院の医師が新型コロナウィルスに感染したとのニュースが飛び込んできた。著者はこの病院に入院している友人のお見舞を14日に予定していたところであった。本来なら11日にお見舞いを済ませていたところであるが、同行する仲間の都合で予定を3日間遅らせたのである。… →
新型コロナウィルス禍に見る日本と海外の違い
食讃人
この編集を行っている現在、東京の感染者数が急増し始めた。発信地である中国やイタリア、スペイン、フランス、アメリカなどの欧米諸国の実態を見ると、医療崩壊を起こし多数の死者を出している。それに比べて、日本は感染の増加が緩く、それだけ準備期間があったので、体制整備も進み、新しい検査法や薬やワクチンの開発にも力を入れ始めている。 しかし、経験がないということは恐ろしいもので、幸いサーズもマーズも来なかった日本は、… →
編集後記
食讃人
今回の巻頭言は、山田常務理事に日本生産者GAP協会の『GAP規範』(適正農業規範)に基づくグリーンハーベスター農場評価制度(GH農場評価)の実践を通して経験された個々の農場のレベルアップの成果を示して頂いた。これは福井県の事例であるが、それぞれ実践されている県でも同様の成果が示されている。何よりも実践されている農家の方々が、自分達の農場の「何が問題で、どの程度問題で、どうすれば良いか」… →
61号(2020.1) PDF
年頭のご挨拶
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
令和2年の新春のお喜びを申し上げます。
"東京オリンピック・パラリンピックまでに国際水準のGAPを"と目標にしてきた2020年ですが、いよいよその年が明けました。それぞれの当事者が実行の「成果(アウトカム:outcome)」を考える必要があります。… →
巻頭言 『地球温暖化と農業の行方』
石谷孝佑 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
先日のCOP25で、地球温暖化を防ぐために二酸化炭素の排出を抑制することが話し合われたが、中国、インド、ロシア、アメリカなどの巨大CO2排出国の意見が一致せず、削減目標の具体的な数値が決められず、合意は見送りになった。
二酸化炭素の削減について欧州と国連がリーダーシップを取ろうとしているが、これには大きな痛みを伴う。今回は、「脱石炭」に加えて「脱石油」という言葉まで叫ばれるようになり、… →
【寄稿】 GAPの本質と世界の潮流に触れたスペイン・アルメリア視察
鶴田諭一郎 株式会社マルタ 代表取締役社長
初めまして、株式会社マルタの鶴田と申します。私たちマルタは全国1,600名ほどの契約生産者が出資して作ったネットワーク型生産組織です。
この度、一般社団法人日本生産者GAP協会主催による「世界のGAP先進地スペイン研修ツアー」に参加し、… →
2019年度GAPシンポジウムのお知らせ
テーマ『GAPは生産者と消費者を信頼で結ぶ懸け橋』
1日目のテーマ:「農産物販売の考え方と取り組み」
2日目のテーマ:「グリーンハーベスター農場評価で動き出した産地信頼への取り組み」
… →
2019-2020年度セミナー・シンポジウムの予定
2019年度の各種セミナー・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。 グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。 … →
GAP関連用語の解説 アレルゲン表示の変更(アーモンドの追加)と農場でのリスク評価
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
今般、アーモンドによるアレルギー発症者の増加を踏まえ、消費者庁次長通知が改正され(2019年9月19日付け)、特定原材料に準ずるものとして、新たにアーモンドが追加されました。 アレルゲンを含む食品に関する表示については、食品表示法(平成25年法律第70号)第4条第1項の規定に基づく食品表示基準… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載34回)
株式会社Citrus
株式会社Cirrusを設立して8年が経過し、当初の目的の1つである人材育成の環境が整ってきたのか、様々な機関からの研修の引受け依頼がくるようになってきた。
昨年の出来事を振り返ってみると、1月には地元の有田中央高校の生徒5名がインターシップとして弊社にやってきた。今年も1月28日、29日に研修生の受入れが決まっているが、… →
編集後記
食讃人
今回は、図らずも、グローバルな農業の動向を考える企画?になったようである。環境が相手の農林水産業は、地球規模の気候変動に着いて変化していかなければならない。食糧生産は、我々人類の生存がかかっている重要な産業だからである。… →
60号(2019.10) PDF
巻頭言 『Good Practiceの尺度とは?』
小池英彦 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事
GAPに関連づけて「自動車運転のGood Practiceとは何か」について車を運転しながらしばしば考えてきた。以前の巻頭言でも書いたが、まっとうに(「意地悪に」とも言う?)法令遵守ということを考え、制限速度40kmのところを、その通りのスピードで車を走らせるとどうなるだろうか!… →
《連載第2回》日本の GAP、全てはここから始まった 農場保証(Farm Assurance)の原型
EWT社のサプライヤー・コード・オブ・プラクティス(SCP)
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
生産者もサプライヤーとして消費者の信頼に応える
「片山林檎」がイギリスへの小玉りんごの輸出を開始したのは 1999 年 12 月で、今から20年も前のことです。片山さんによれば、最初のサンプル輸出には、"ふじ、陸奥、世界一、金星、王林"の大玉を選んで、… →
2019年度 セミナー等の予定
2019年度の各種セミナー・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。 グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。 … →
2019年度GAPシンポジウム
テーマ『GAPは生産者と消費者を信頼で結ぶ懸け橋』
1日目のテーマ:「農産物販売の考え方と取り組み」
2日目のテーマ:「グリーンハーベスター農場評価で動き出した産地信頼への取り組み」 … →
GAPに関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
日本生産者GAP協会のGH評価員試験に合格して産地で指導をされている普及指導員や営農指導員の方からGAPに関するご質問を頂きました。質問と回答について読者の皆様と共有したいと思います。
質問1:農産物の洗浄に使用する水の水質について
… →
GAP関連用語の解説 ~コード・オブ・プラクティス~
田上理事長の冒頭の連載に「サプライヤー・コード・オブ・プラクティス」という言葉が出てきましたが、この〇〇・コード・オブ・プラクティスというのは、どういうものでしょうか。
そもそもはGAPと同じようなスチュワードシップに基づくものであり、… →
会社訪問で中学生が日本生産者GAP協会を訪問、3つの質問
茨城県つくば市の中学校に「自分が就きたい職業の会社訪問」という課題があり、一般社団法人日本生産者GAP協会に中学一年生が訪ねてきました。 そこで投げかけられた3つの質問は以下のようなものであり、それぞれにお答えしました。 … →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載33回)
株式会社Citrus
昨年の12月末に1人の社員が就農目的で退社した。続いて、今年の1月にもカンボジア農業技能実習生が退社した。いずれも予期していなかったことである。昨年3月に新規採用した農林大学校の卒業生は「数年間は弊社で働く」と表明していたので、… →
編集後記
食讃人
田上理事長の連載の二回目である。欧米では、人は神のスチュワード(執事)として自然を守り、周りの人達に誠心・誠意を尽くすために規範(コード)を設けている。残念ながら、日本にはこのような宗教的背景はないが、『日本GAP規範』の「はじめに」の冒頭に書いたように、倫理として農業や人との関係は… →
59号(2019.7) PDF
巻頭言 GAPでCSRとSustainable Brandsを
田上隆多 一般社団法人日本生産者GAP協会 事務局長
このタイトルを見て、「流行りの横文字を並べて、無理やり関連を持たせようとするセンスのないタイトルだ」と感じられるかもしれないが、決してそうではない。GAPとCSRとSustainable Brandsの意味や範囲は大きく重なり、密接に関係しているからである。 … →
《連載第1回》日本の GAP、全てはここから始まった
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
イギリスからの一通の手紙 グローバル化と規格の標準化
ユーレップGAP
EUREPGAPは、ヨーロッパの多数のスーパーマーケット小売業者によって作られた(農場)統合管理基準書です。個別の事務処理と監査を必要とする個別のサプライヤー基準書が増えすぎないように作られました。… →
2018年度GAPシンポジウム
総合討論
アントニオ フェルナンド エスコバル・山田正美・立石幸一・田上隆多
司会進行:田上隆一 日本生産者GAP協会 理事長
「GAP戦略をEUナンバーワンのスペインに学ぶ」と題して、特別講演の講師のアントニオ・エスコバル氏とアルメリア視察経験者の皆さんが、エスコバル氏の講演を伺った後に「東京2020後に実現すべき日本農業のあるべき姿」についてさらに議論を深めました。… →
世界のGAP先進地スペイン研修ツアー vol.3のご案内
スペイン南東部のアルメリアは、ヨーロッパ最大の夏野菜生産基地で、GAP認証割合100%の先進地です。 日本生産者GAP協会が2004年から親交を深めてきたアルメリアの農業関係者を訪ね、稀にみる地域農業の発展を遂げた農業クラスターの実態、… →
2019年度セミナー等の予定
2019年度の各種セミナー・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。
グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載32回)
株式会社Citrus
株式会社Citrusの設立7期目の決算が終わった。今期もまた大きな誤算があった。 2年前に地域の有限会社の野菜農家が倒産に追い込まれた。社名や取引先は匿名とさせていただきますが、立派な施設が放置されるのを見かねて、… →
編集後記
食讃人
2月末に開催されました「2018 GAPシンポジウム」の概要は、前号に掲載しましたが、スペイン・アンダルシアのエヒド市からお招きしたエスコバル部長の貴重な基調講演の原文はスペイン語でしたので、… →
58号(2019.4) PDF
巻頭言 HACCP制度化の法的側面と小規模食品事業者への課題
日佐和夫
大阪府立大学 21世紀科学研究機構
食品安全科学&微生物制御研究センター 客員教授
一般社団法人 全国スーパーマーケット協会(NSAJ)
シニア・アドバイザー 兼「食品安全技術専門会議」委員長
はじめに HACCP制度は、2018年6月13日に国会で「食品衛生法等の一部改正」の中で承認され、HACCP制度が「法」として公布された。HACCP制度化が農業に及ぼす影響についての議論の資料的意味合いで記載した。すなわち、HACCP制度が公布されて、… →
2019年度セミナー・シンポジウム等の予定
2019年度の各種セミナーおよびシンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。奮ってご参加ください。… →
2018年度GAPシンポジウム講演内容の概要
今回のGAPシンポジウムは『東京2020後の農産物販売とGAP戦略』という全体テーマで東京オリンピック後の農産物の産地の在り方、持続的農業の在り方をGAPの面から考えていこうとするものです。 1日目は、『GAP戦略をEUナンバーワンのスペインに学ぶ』ということで… →
GAPに関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC GAP普及部長
質問1:農産物の洗浄に使用する水の水質について
質問2:グループ認証、QMSについて
質問3:選果場の衛生管理について
質問4:水稲農場での農薬保管について… →
GAP関連用語《前提条件プログラム(PRP)》
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
来年6月からHACCPの義務化が始まりますが、農産物も食品ですからHACCP義務化の適用を受けると考えられます。どのように適応されるかは、厚労省の具体的な発表を見ないと詳細は判りませんが、「前提条件プログラム」は、… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載31回)
株式会社Citrus
2018年2月1日、弊社が受けた「グリーンハーベスター(GH)農場評価」(以下GH評価)の結果を基に、各々の指摘事項の改善をおこなってきたので、その報告と、現時点で未達成の部分をGH評価の項目順にまとめてみた。… →
編集後記
食讃人
今回は、巻頭言をお願いした日佐先生から、最近の大きな話題である「HACCP義務化」を巡る諸問題についての大部な原稿をいただいた。大変濃い内容なので、… →
57号(2019.1) PDF
年頭のご挨拶「農場現場から提案する人類的視点のGAP」
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
平成31年の新春のお喜びを申し上げます。こうして毎年正月になると、我が家にも1年の実りと幸せをもたらす「年神様」が降りてくると信じていますので、締飾りや鏡餅などを飾り、… →
巻頭言 BAP農場をGAPにするコストについて考える
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
GAPはいくら掛かるのか?という質問 GAPについての相談で一番多いのは「GAPを取るには幾らかかるのですか?」という質問です。良く聞いてみると、知りたいことの一つは「どのGAPが良いか」「そのGAP審査料は幾らですか」ということで、もう一つは「GAP導入の費用はどれぐらいか」ということです。… →
2019年度 セミナー等の予定
2019年度の各種セミナー・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。 グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
2018年度GAPシンポジウムの予告
【開催趣旨】
日本では農産物の輸出促進のためにGAP農場認証を促進する政策が推進されていますが、国内の農産物サプライチェーンでは未だGAP農場認証は取引要件になっていません。そんな中で「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」では、… →
GAPに関する質問と回答
【質問】県が審査員を育成することでGAP推進になりますか?
【質問】GLOBALG.A.P.認証で土壌診断は必須ですか?
ほか4つ… →
GAP語呂あわせ GAP思想とGAP手法、GAP哲学とGAP手順
田上隆多 株式会社AGIC GAP普及部長
Good Agricultural Practiceと農業生産工程管理
日本では、英語のGood Agricultural Practiceを「GAP」と略語で表し、マスメディア等では、「農業生産工程管理(GAP)」という表現が定着しているようです。… →
GAP関連用語の解説 『GAPとFAとHACCP』
石谷孝佑 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
HACCP(ハサップ)に関する『改正食品衛生法』が昨年の6月に国会を通過し、1年半後の2020年6月から正式に義務化されます。… →
GAPのeラーニングサービスの紹介
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
政府がGAPの本格的普及を推進しており、普及指導員や営農指導員にとって農家や生産組織に対するGAP指導が欠かせない状況となってきています。そうした中、… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載30回)
株式会社Citrus
2018年12月の国会で「外国人労働者受入拡大」法案が成立したが、成立した時点では詳細は明らかになっていないという。しかし、外国人労働者の受入れ拡大に関する法整備には期待している。筆者の経営する農業生産法人株式会社Citrusでは、現行の制度の下で、… →
編集後記
食讃人
昨年は、FGAP協会も、AGICも、急に超多忙になり、ニュース発信が滞ることになり、誠に申し訳ありませんでした。今年も忙しさはあまり変わらないかと思いますが、スタッフを増やし、… →
56号(2018.4) PDF
巻頭言 『GAPの推進と『GH農場評価』の勧め』
佐々木茂明 一般社団法人日本生産者GAP 協会理事
株式会社Citrus 代表取締役
2018年1月19日に開催された有田地方4Hクラブのプロジェクト発表会の場で「GAPに関連して『GH農場評価を受けてみませんか』と県の普及指導員から推進されました」と弊社の社員から報告を受けた。4Hクラブ活動で、GAPについて話題に上ったのは、この5年間でこれが始めてだという。社員らは、農業大学校で『GAP規範』について学んできた経緯があり、 … →
《連載第7回》『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
GAPとICT
日本ではGAP(適正農業管理)の普及と合わせて、農業ICT(情報通信技術)を活用した経営改善や生産性の向上が推奨されるためか「ICT導入でGAP農場認証が容易になる」と誤解されることがあるようです。そうではなく、ICTとGAPとの因果関係を言うならば… →
2018年度セミナー・シンポジウムの予定
2018年度の各種セミナー・海外調査・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。
グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
2017年度 GAPシンポジウムの報告
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
今年度のGAPシンポジウムは「オリパラに向けたGAP指導と本来の農場評価体制」というテーマで開催されました。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックへの食材供給に向けてGAP農場認証の取得が奨励されています。
しかし、大切なことは今回のオリパラを契機として… →
キーワードからGAPの意味を考える
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
GAPの思想と手法とその評価 GAP(Good Agricultural Practice)とは、"近代農業がもたらした環境破壊や資源枯渇、健康被害などのマイナスの経済効果を是正する農業管理のことで、リスク管理の手法で行う持続可能な農業の実践"です。… →
GAPに関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC GAP普及部長
Q GAPに関する言葉の確認について教えて下さい。
Q 農家さんへの指導方法を教えて下さい。… →
GAP関連用語【リスク・マネジメントとリスク・コントロール】
GAPの実践において、リスク・マネジメントとリスク・コントロールの区別が必ずしも明確に認識されていない場合が見受けられる。リスク・マネジメントもリスク・コントロールも、日本語では「リスク管理」と訳されることが多いので、言葉の上の区別が難しくなっている。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載29回)
株式会社Citrus
2018年2月1日にGH農場評価(グリーンハーベスター農場評価制度)を受けた。長年の懸案事項だった弊社のGAP(適正農業管理)への第一歩が始まった。理事としてGAPの仕組みは解っていたつもりでおり、社員らと共に持続性の高い農業を目指してきたが、やはり第3者の目で農場を評価して貰うと随所に抜けている課題が浮き彫りにされた。… →
編集後記
食讃人
最近、いろいろな講演会で「SDGs」(エスディージーズ)を目にする機会が多くなってきた。「SDGs」とは、2015年に国連において全会一致で採択された「持続可能な開発目標」であり、その英語のSustainable Development Goalsの略称である。2030年までに達成を目指す17分野の目標が、図のようなロゴで示されており、それぞれに更に詳細なターゲットが示されている。… →
55号(2018.1) PDF
【年頭のご挨拶】 失われたGAPの10年間を取り戻す
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
平成30年の新春のお慶びを申し上げます。
GAP普及ニュースの創刊は平成20年8月で、今回で10回目の年頭のごあいさつになりました。創刊号では、『GAPの世界は目まぐるしく変わっています。様々な視点で世界と日本の動きをお知らせし、できるだけ客観的な視点でGAPの普及に関することを… →
巻頭言 『正しいGAPの理解に向けて一層の努力を!』
石谷孝佑 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
謹んで 新年のお喜びを申し上げます。
一昨年は、イギリスのEU離脱や、アメリカ大統領にトランプ氏が当選するという反グローバリズムの動きが顕著になりましたが、昨年の欧州は、多少落着きを取り戻しているように見えます。
… →
GAPとは何か 先進地に学び、根本思想から問う
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
~日本のGAP推進ブーム~
日本のGAP政策
GAPは、Good Agricultural Practices(適正農業管理)の略ですが、日本では2004年に農林水産省消費安全局から「食品安全ジーエーピー」という名称で、… →
2017年度GAPシンポジウムの予告
~日本のGAP推進ブーム~
日本のGAP政策
2012年のロンドン・オリンピック&パラリンピックは大会運営のすべてにおいて世界一持続可能な大会と称されました。そのうち、食材調達基準には英国農民連合のレッドトラクター認証を採用しました。「大会開催の前から農畜産物の約8割程度がレッドトラクター認証を取得していたから、… →
2018年度セミナー・シンポジウムの予定
2018年度の各種セミナー・海外調査・シンポジウム等について、下記のスケジュールで実施する予定です。2017年度のGAPシンポジウム(3月5~6日)と併せて、奮ってご参加下さい。
グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、… →
GAP指導者必携の書グリーンハーベスター(GH)農場評価ガイドブック ~発刊特集~
~農業者のGAPレベルの向上のために~
グリーンハーベスター農場評価ガイドブック刊行に当たって
「グリーンハーベスター農場評価ガイドブック」の事例紹介
グリーンハーベスター農場評価ガイドブックについて
… →
自分達で取り組む「GH評価制度」がおすすめ
高橋広樹 みずほ農業経営者会事務局
株式会社みずほ 生産部長
全国初のJGAP団体認証取得
茨城県つくば市の農産物直売所「みずほの村市場」に出荷する生産者団体「みずほ農業経営者会」は、2008年3月に農産物直売所としては全国初のJGAP団体認証を取得しました。… →
GAPに関する質問と回答
田上隆多 株式会社AGIC GAP普及部長
質問1:農業用に使用する河川水の水質検査について
質問2:農薬の毒劇物と普通物とを分けること関する根拠法などについて… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載28回)
株式会社Citrus
2012年に会社を設立して5期目の決算で、初めて営業利益が出た(表1)。過去4年間の経営では毎年の営業損失200万円オーバーが続いていた。これまで、この営業損失は農地借上げ事業農の雇用事業、加工施設整備事業、貯蔵庫整備事業などに関わる… →
GAP関連用語の解説
de factoとはラテン語で「事実上の」の意味。ISO(国際標準化機構)、DIN(ドイツ工業規格)、JIS(日本工業規格)などの標準化の機関等が定めた規格ではなく、市場における競争により実際に広く採用されている… →
《事務局便り》
12月に理事会を開催し、今年度の事業を見直すとともに、来年度の事業計画を決定しました。当協会の計画に基づいて(株)エイジックが実施しているGAPのコンサルティング事業やグリーンハーベスター(GH)農場評価システムの普及事業などへ… →
編集後記
食讃人
世の中はめまぐるしく変わっています。GAPを巡る状況も大きく変わっています。これらの変化を記憶にとどめるために、毎年年末に「私の選んだ今年の重大ニュース」を選んでいます。人によって「何が重要で、何がそれほどでもない」というのが大きく変わります。… →
54号(2017.7) PDF
巻頭言 『標準化-食のビジネス・エコシステムに向けて』
二宮正士 東京大学農学生命科学研究科
今、ビジネスや研究の世界では、データに関わる「標準化」の議論が盛んです。標準化は、何もデータだけの話ではありません。最も典型的な例は、私達の使っている「言語」であり、言語があるからこそ、私達は他の人と意思疎通をすることができます。スーパーで売られている食品用のパッケージには、決められた形式に沿った品質表示があるからこそ、… →
《連載第6回》 『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
農業マネジメントと農場コントロール 欧州では、EU共通農業政策(CAP)の持続可能な農業の推進のための補助金支払い(グリーニング)の評価規準として「GAP規範」が考慮されています。また、スーパーマーケット・チェーンでは、… →
2017年度シンポジウム・セミナー等の予定
2017年7月以降の各種セミナー等についてのスケジュール(予定)です。
2017年度GAPシンポジウムやスペイン研修ツアー等と併せて、奮ってご参加下さい。
グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。… →
『GAPシンポジウム2日目のパネルディスカッションの記録』
今回のシンポジウムでは、興味ある報告が多数ありましたが、紙面の都合上、ここでは2日目のパネルディスカッションの概要のみに留めます。パネルディスカッションは、会場からいただいた2日目の演者に対する質問用紙による質問への回答を中心に進められました。 … →
グリーンハーベスターGH評価システム(連載4)
田上隆多 株式会社AGIC 事業部長
GH評価制度の概要
GH評価制度(正式名称:「日本GAP規範」に基づく農場評価制度)は、農場や生産組織が健全な農業を実践するための指標を提供する評価制度として、農業経営や生産技術などの改善指針を提供し、生産者の自己啓発に資する「GAP教育システム」として、一般社団法人日本生産者GAP協会が開発し、… →
柑橘栽培における適正な灌水量の確認のための簡易積算降雨計の作成
高橋 健 沖縄県中央卸売市場
「日本GAP規範」に基づく農場評価(以下、GH評価)を行い、改善を要する項目があった場合に「どのように改善を行なえば良いか?」と農業者から問われて、その回答に困ったことがある指導員は多いと思います。もちろん改善方法に「絶対」という方法はないと思いますが、… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載27回)
株式会社Citrus
昨年、新規採用した社員の「農の雇用事業」が2016年10月に採択され、今年の4月に第2期目の助成金申請を終えたばかりである。今回は2ヵ年間の事業となっているので一安心しているが、2018年度の新規採用のめどが立っていない。… →
編集後記
巷で広まっているものに「若手官僚の提言」というものがある。正式のタイトルと副題は「不安な個人、立ちすくむ国家~モデルなき時代をどう前向きに生き抜くか~」と言うものである。経産省の官僚は、… →
53号(2017.4) PDF
巻頭言 グリーンハーベスター(GH)農場評価制度によるGAPレベルの向上
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
日本の農業生産現場におけるGAPの普及・推進を図ってきました(社)日本生産者GAP協会の活動は、今年度で丸10年になります。この間に、GAP発祥の地であるイングランドの『GAP規範』の翻訳・出版や日本版『GAP規範』の出版、2ヵ月に一度の「GAP普及ニュース」の発行、GH農場評価制度の開発と普及など地道に活動を続けてきましたが、… →
2017年度シンポジウム・セミナー等の予定
2017年度の各種セミナー等について、下記のスケジュールで実施する予定です。
2017年度GAPシンポジウムと併せて、奮ってご参加下さい。
グリーンハーベスター農場評価制度(「GH評価制度」)では、GAPの理解と普及のための教育システムとして、農業者、農業指導員等によるGAPの自主管理を推奨しています。
… →
《特別寄稿》 「食品事業者へのHACCPシステム義務化の動きと農場に及ぼす影響」
日佐和夫 (社)新日本スーパーマーケット協会 シニア・アドバイザー
はじめに
今日本でHACCPシステムを義務化する動きがある。規制行政担当者の見解では、HACCPシステムの規制は実施されるであろう。今回、HACCPシステムが規制強化されるという確度の高い予測に基づき「食品製造・調理加工とHACCPシステム義務化の動きと農場に及ぼす影響」について述べてみたい。… →
GAPの先進地スペインの現地研修ツアー2016の報告
多田 誠 ティーエーディーエー
2017年1月30日から2月3日の5日間、日本生産者GAP協会が主催する掲題のツアーに参加した。5日の間に、行政、農場、選果場、セリ市場、資材メーカー、ITベンダー、認証機関など、多岐にわたる訪問先があり、計11ヵ所の視察を行うという盛沢山の内容となっていたが、見学した範囲でも、欧州の農産物生産基地であるスペインの全体像に近いものを知る良い機会となった。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載26回)
株式会社Citrus
地元の有田中央高校のインターシップ(就業体験活動)を支援した。平成29年1月31日、2月1日の2日間、弊社の生産部門に3名、系列の流通部門の「サンライズみかんの会」に4名の生徒を迎え、就業体験をして貰った。この制度は、高校1年生に対して、将来就業する可能性のある業種や… →
編集後記
今回は、1月の「スペインGAP研修ツアー」、2月の「GAPシンポジウム」、3月の「農業のHACCPセミナー」と、当協会にとって大きな行事が立て続けにあり、協会のスタッフの皆さんはこの時期超多忙になり、1ヵ月遅れになってしまいました。本来であれば、スペイン研修ツアー特集、GAPシンポジウム特集などを組ませて頂くことになりますが… →
52号(2017.1) PDF
【年頭のご挨拶】 持続可能性に配慮した農産物の調達基準の適合性を判定する力
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
平成29年の新春のお慶びを申し上げます。
新しい年を迎えるたびに、「今年こそはGAPが正しく理解され、持続可能な農業が実現しますように」と祈願してきました。その意味では毎年同じことのようですが、今年こそは幅広い理解のもとに日本農業に浸透するような気がします。… →
目前に迫る2020東京オリ・パラの持続可能な食品戦略は
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
持続可能性はロンドンから
今から2年以上前、GAP普及ニュース40号(2014.10)の【巻頭言】で「2020東京オリンピックで国産野菜を供給できない可能性」を書いて以来、度々「2012ロンドンオリンピック・パラリンピックのサステナビリティ(持続可能性)への取組み」について記事にしてきました。… →
《連載第5回》 『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
世界のGAP先進地スペイン研修ツアー
世界標準と言われているGAP認証制度のGLOBALG.A.P.ですが、EUREPGAPと称する第一号の認証農場が日本で誕生したのは2001年ですから、わずか15年の歴史です。日本で農林水産省生産局が「食品安全ジーエーピー」として政策展開を始めたのが2004年ですから、スタートとしてはそれほど遅れていたわけではありません。… →
GAP認証で農業の差別化を図る
国際規格のGAP認証は、農産物取引の最低限の要件になっていますから、スペイン・アルメリアの農協では組合員のGLOBALG.A.P.認証取得率が100%で、取引上の優位事項ではありません。
グローバル社会で競争になるのは、消費者に訴求力のある「サステナビリティ」(持続可能性への取組み)です。… →
2016年度 シンポジウム・セミナーの予定
2016年度のセミナーとGAPシンポジウムについて、新たに「農業向けHACCPセミナー」を開催することになりました。2016年度GAPシンポジウムと合わせて、奮ってご参加下さい。
グリーンハーベスター農場評価システム(「GH評価制度」)では、農業者、農業指導員等による自主管理を推奨しています。… →
2016年度 GAPシンポジウム
【開催趣旨】 世界共通の課題である「持続可能な社会づくり」は、農業の価値観も変えることになり、グローバル社会で期待される農産物の品質も変化しています。EU夏野菜の基地であるスペイン・アルメリアの農業関係者は、これまでの「姿かたち、味、鮮度」に加えて、… →
調和による最適化とGAP
小池英彦 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事
長野県病害虫防除所
「今後、農薬の価格は下がっていくのだろうか」と思いながら、冬場のこの時期、次年度向けの県の「防除基準」やJAの「防除暦」が作られていく様を眺めている。他の国と比べると、かなり高いと言われている農薬の価格だが、流通コストばかりではない別の日本的な価値が価格に反映されているのではないかとも考える。… →
GAPの視点から見た稲作農場の改善点
山田正美 一般社団法人日本生産者GAP協会 常務理事
稲作を中心に営んでいる農場にとって、秋の収穫が終わると一段落というところが多いと思います。昨年(2016年)は11月から12月にかけてGH農場評価で稲作農家を訪れる機会が何度もありました。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載25回)
株式会社Citrus
平成28年11月1日に和歌山市内のホテルで開催された平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業成果事例発表会に「食品乾燥機を用いた無添加ドライフルーツ・ドライベジタブルの製造」と題して事例発表した。… →
GAP関連用語『惣菜半製品』
昨年11月に「惣菜半製品」として販売された加熱調理前の冷凍メンチカツを原因に、腸管出血性大腸菌O-157による食中毒が発生した。 「惣菜半製品」とは、衣だけを付けたトンカツ、メンチカツコロッケや、加熱前の餃子などであり、… →
編集後記
新春のお喜びを申し上げます。
昨年は予想できないことが次々と起こりました。ちなみに一昨年は、パリ・ロンドン等の連続爆弾テロ、COP21でパリ協定合意、中国が南沙のサンゴ礁を埋め立て軍事基地化? TPPの基本合意で中韓企業がベトナムへ、… →
51号(2016.11) PDF
《巻頭言》 『情報ネットワークのセキュリティ対策の重要性』
中島洋 美ら島沖縄大使
株式会社MM総研所長
生産者GAPは「持続可能な農業」を追求しているが、ネットワークを基盤にして高度に発達してきた私達の住む社会も「持続可能」を目指している。今、そのネットワークの基盤が激しく揺さぶられている。もちろん「持続可能な農業」はネットワークを不可欠のインフラとして利用している。… →
《連載第4回》 『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
アルメリア農業は21世紀の発展産業
ビニルハウス農業の成功で、緩むことのない経済成長を遂げているスペインのアルメリア州は、この30年間で人口が40万人から70万人超へと75%も増えています。… →
GAP認証で農業の差別化を図る
国際規格のGAP認証は、農産物取引の最低限の要件になっていますから、スペイン・アルメリア州の農協では、組合員のGLOBAL G.A.P.認証取得率は100%ですが、取引上の優位事項ではありません。
グローバル社会において競争になるのは、消費者に訴求力のある「サステナビリティ」(持続可能性)への取組みです。そのため、… →
2016年度 シンポジウム・セミナーの予定
2016年度のGAP実践セミナー、農場実地トレーニングと、GAPシンポジウムを下記のようなスケジュールで実施する予定です。奮ってご参加ください。
グリーンハーベスター農場評価システム(GH評価制度)では、農業者、農業指導員等による自主管理を推奨しています。… →
2016年度GAPシンポジウム・開催予告
一般社団法人日本生産者GAP協会
【開催趣旨】
世界共通の課題である「持続可能な社会づくり」は、農業の価値観をも変えることになり、グローバル社会で期待される農産物の品質も変化しています。
EU夏野菜の生産基地であるスペイン・アルメリア州の農業関係者は、… →
《GAP現地研修ツアー2016のご案内》
田上隆一 一般社団法人日本生産者GAP協会 理事長
世界のGAP先進地スペイン研修ツアーに是非ご参加下さい
日頃より、GAP普及の件では大変お世話になっています。 イギリスの青果卸売業者EWT社から、GAPの認証を要求された青森県弘前市の生産者とともに、2003年にイギリスを訪問してから、私は毎年のように欧州各国のGAP実践とGAP認証の実態を見てきました。… →
スペイン農業の危機を乗り越えた産地のGAP
右図は、2011年に筆者が情報収集した「グローバル化で拡散する食中毒事件」の経過です。
農産物および食品のサプライチェーンにおいては… →
《リスク認識の重要性》(risk perception)
規範委員会
2011年5~7月にかけて欧州で起こった野菜を原因とするO-104による中毒事件は、死者47人、感染者4,000人近くを出して終息したが、感染源は今もって不明のままである。この理由は、僅かの菌数(60-80個)でも中毒が起こる… →
輸出相手国の残留農薬基準値に対応した病害虫防除マニュアル
GLOBALG.A.P. Ver.5のINTEGRATED FARM ASSURANCE(農場認証規準)_全農場・農作物基本・コンバイン作物・青果物_によると、農作物に係る「残留農薬検査」に関する管理ポイントでは、次のことが要求されています。… →
株式会社Citrusの農場経営実践(連載24回)
株式会社Citrus
平成12年4月に農業生産法人を設立して5年目を迎えた。ここに来て、温州ミカン農業の規模拡大の困難さを実感している。当初、遊休農地を借り受け、目標の管理面積を5ヘクタールとしていましたが、… →
編集後記
今回は、中島理事に「情報ネットワークのセキュリティ対策」についての巻頭言をいただいた。今回のアメリカ大統領選挙を見ても、インターネットが非常に重要になっており、相手側の情勢を探るための国際的なハッキングなども報道されている。… →
50号(2016.8) PDF
- 【巻頭言】「地球の農業を守り、日本の農業を守り、我が家の農業を守るためにGAPをどのように位置づければよいか」
-オリンピックと輸出問題で考える- - 《新連載第3回》『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』
アルメリア農業青年(農民企業家)の軌跡 - GAP現地研修ツアー2016のご案内
スペインには日本農業再生のヒントがいっぱい - 2016年度 シンポジウム・セミナーの予定
- GLOBALG.A.P. ver5.0-1 暫定日本語訳が公開されました
- GAP認証で農業の差別化を図る
『環境の管理と保全に関する計画書』日本語訳(原文スペイン語) その1 - 農場実地トレーニング受講者からの質問
- GAPに関する質問と回答
「GAP認証までに、やるべきこと、その費用は?」
「世界から見ると、日本のGAPはガラパゴス状態で大変心配されています。」
「GAP農場の選果場はどうあるべきか?」 - 政府は東京五輪で国産食材活用に向け省庁連絡会議を設置(2016/6/1)
- 《用語解説》「スチュワードシップの思想」
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載23回)
- 編集後記
49号(2016.5) PDF
- 巻頭言 『改めて考えるGAP』
~持続可能性(Sustainability)と事業継続計画(Business Continuity Planning)~ - 《新連載》『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』第2回
アルメリアの農業協同組合戦略と農業クラスターの構築 - 《特集》2015年度GAPシンポジウム・ダイジェスト
『オリンピックのための食材調達をいかに実現するか』
・シンポジウム1日目(2月9日)
・シンポジウム2日目(2月10日)
・『パネルディスカッション』 - グリーンハーベスターGH評価システム(連載3)
稲作経営者会議でGH評価を活用したGAPの取組みがスタート - GLOBALG.A.P.オプション2 コメで取得
赤坂特産雄町米研究会・JAおかやま東・全農岡山県本部の連携
山形県の米穀類販売業株式会社アスクが支援 - 2016年度5月以降のシンポジウム・セミナーの予定
- 株式会社Citrusの農場経営実践(第22回)
~新規採用で活気取り戻す~ - 編集後記
48号(2016.3) PDF
- 【巻頭言】「豊かな日本の食をさらに豊かに」
- 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会《連載第8回・最終》
『農産物生産段階でのリスク管理』―農業をずっと続けていくために― - 『スペインには、日本でのGAP推進のヒントがいっぱい!』(新連載)
12年間見てきたスペイン・アルメリア(EUの夏野菜基地)のGAP - 2016年度 シンポジウム・セミナーの予定
- 2015年度GAPシンポジウム(趣旨)2月9-10日開催
『オリンピックのための食材調達をいかに実現するか』
オリンピック東京大会をきっかけに本物のGAP普及を - London Olympic フードビジョン(翻訳)最終回
2012ロンドンオリンピック・パラリンピックのための「フードビジョン」P24-36 - グリーンハーベスターGH評価システム(連載2)
GAP実践による経営メリットについて(あかぎ深山ファームの事例) - GAP担当者のためのGAP普及情報
- 《用語解説》COP21の「パリ協定」
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載21回)
~従業員のスキルアップに苦慮~ - 編集後記
47号(2016.1) PDF
- 年頭所感「日本農業を守るGAP」
- 【巻頭言】「みかん産業がTPPの犠牲にならないために」
- 《連載第7回》 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
『農産物生産段階でのリスク管理』―農業をずっと続けていくために― - 2015年度 GAPシンポジウム開催のご案内
『オリンピックのための食材調達をいかに実現するか』 - London Olympicフードビジョン(翻訳)続き
- 《農水省の動き》GAP戦略協議会の開催について
- GAP指導者養成講座の現場から
- 《国際協力報告》ラオスGAP指導旅行記(その6)最終回
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載20回)
- 【行く年・くる年】 2015年は多事多難の年、今は大きく変わる変曲点?
- 編集後記
- GH評価制度
46号(2015.11) PDF
- 【巻頭言】「アセアン経済共同体とTPPと日本農業」
- 《連載第6回》 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
- 2015年度GAPシンポジウム(予告)
『オリンピックのための食材調達をいかに実現するか』(仮題) - London Olympic p10-13(翻訳)
- 『グローバルギャップツアー2015日本』大会に参加して
- GAP担当者のためのGAP普及情報
- 農業情報学会2015年度秋期大会『食・農・環境の情報ネットワーク全国大会』(予告)
「スマート六次産業化に向けての農業ICT × GAP × HACCP(仮)」 - 農産物の輸出検疫とGAP
- 《国際協力報告》ラオスGAP指導旅行記(その5)
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載19回)
- 編集後記
45号(2015.9) PDF
- 【巻頭言】「産地のGAP推進とトップマネジメントのコミットメント」
- 《連載第5回》消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
- 2015年度GAPシンポジウム(予告)
『オリンピックのための食材調達をいかに実現するか』(仮題) - GLOBALG.A.P.ツアージャパンのご案内
- 2015年度のGAP実践セミナー・農場評価実習
- 2020東京オリンピック・パラリンピックへの提言「フードビジョン策定のために」
「持続可能性に配慮した食の調達」 - 東京オリンピック・パラリンピック持続可能性テーマに対する意見
- 《資料》2012ロンドンオリンピック・パラリンピックのための「フードビジョン」2009年
- 《国際協力報告》ラオスGAP指導旅行記(その4)
LaoGAP認証取得グループ:ノンカイ村 - 株式会社Citrusの農場経営実践(連載18回)
~会社運営の苦悩の中、何にでも前向き支援~ - 『あぜみちのシグナル第Ⅲ集』の発刊とGAP推進
- 《農水省の動き》GAP戦略協議会
- 輸出相手国の残留農薬基準に対応した病害虫防除マニュアル
- 編集後記
- GH評価制度「日本GAP 規範」に基づく農場評価制度
44号(2015.7) PDF
- 【巻頭言】「守る・攻める EU農産物の地理的表示」
- 日本のGAP普及にとってかけがえのない松田友義先生が亡くなられました
- 《連載第4回》 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
『農産物生産段階でのリスク管理』-農業をずっと続けていくためにー - 2014年度GAPシンポジウム『グローバルな食市場と適正農業規範』~誌上ダイジェスト~その2
1.『グローバル化する食市場を俯瞰する(1)
米国・食品安全強化法最新動向と日本の対応』
2.『グローバル化する食市場を俯瞰する(2)
サステナビリティと日本の水産業』
3.パネルディスカッション
『輸出拡大とオリンピックで求められる持続可能な農畜水産業と国際認証』 - 《国際協力報告》ラオス紀行の3
LaoGAP 認証取得グループ:エクサン村 - 産地全体の良い農業への道、グリーンハーベスターGH 評価システム
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載17回)~Citrus の6次産業化に向けて~
- 《農水省の動き》GAP 戦略協議会の開催について
- 編集後記
- GH評価制度「日本GAP 規範」に基づく農場評価制度
43号(2015.5) PDF
- 【巻頭言】協会の歩みとGAPを取り巻く3つの変化
- 《連載第3回》 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
『農産物生産段階でのリスク管理』―農業をずっと続けていくために― - 2014年度GAPシンポジウム『グローバルな食市場と適正農業規範』~誌上ダイジェスト~
・ 開催結果報告
・『我が国における農業生産工程管理(GAP)の取組及び推進施策』
・『グローバル化する食市場を俯瞰する(1)(2)の予告
・『第一次生産物の国際認証と日本の産地の対応のために』
・ 日本の良品を世界へ -マスクメロンのアジア輸出を中心に-
・ 台湾を拠点にした日本の農水産物輸出
・『GFSIとGLOBALG.A.P.認証』
・『ロンドン大会から学ぶサステナビリティ(持続可能性)とフードビジョン』
・『オリンピックとハラール』 ―イスラームの人々が食べてよい物と悪い物―
・『今からでも間に合う東京オリンピックの国産食材の調達戦略と国際認証対策』 - 《国際協力報告》ラオス紀行の2 ~メコン川の中州で生産する村:マイ村
- ~現場担当者のGAP奮闘記~
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載16回)~有田みかんのブランド力を高める努力
- 編集後記
42号(2015.3) PDF
- 【巻頭言】安倍内閣の農政改革に期待すること
- 《連載第二回》 消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
『農産物生産段階でのリスク管理』―農業をずっと続けていくために― - 2014年度GAPシンポジウム(予告)『グローバルな食市場と適正農業規範』
- 《国際協力報告》ラオスGAP指導旅行記(その1)
- 2014年度GAPセミナー~誌上ダイジェスト~
-21世紀における農業の現状(課題)と国際標準としてのGLOBALG.A.P.の実践-
(その1)GAPは20世紀農業の反省に基づいた21世紀農業の課題解決策
(その2)オリンピッックの食品調達には国際規格の認証が必要 - 株式会社Citrusの農場経営実践(連載15回)~第3のみかん出荷形態をレポート~
- 【連載】GAP指導者養成講座の現場から-GLOBALG.A.P.認証制度の仕組みは?
- 編集後記
41号(2014.12) PDF
- 年頭のご挨拶「持続可能性と食品安全は21 世紀農業の世界共通課題」
- 【巻頭言】農水産業の食品安全と持続可能性
- 2014 年度GAP セミナー「GLOBALG.A.P.認証の学習と実践」
~誌上ダイジェスト~【主催者挨拶】農業のグローバリゼーション - GFSI の動向と国際認証をめぐる状況
- GAP セミナー2日目 パネルディスカッション
- 【閉会挨拶】21世紀の価値観「持続可能な社会」に農業産地はどう対応するべきか
- 2014年度GAP シンポジウム(予告)『グローバルな食市場と適正農業規範』
- 《国際協力報告》 ASEANGAP に沿ったLaoGAP 認証の推進
- 株式会社Citrus の農場経営実践(連載14 回)~6次産業化へ動き始める~
- 編集後記
40号(2014.10) PDF
- 【巻頭言】2020東京オリンピックで国産野菜を供給できない可能性
- ロンドンオリンピックの「サステナビリティ」への取組み
- GFSIが考える安全な食品の提供とGAP -GFSIジャパン・ワークショップ2014大阪大会に参加して-
- 《連載》消費者向け『農場から届ける食の安全・安心』GAP講演会
『農産物生産段階でのリスク管理』-農業をずっと続けていくために- - 2014年度GAPセミナー開催のお知らせ「GLOBALG.A.P.認証の学習と実践」
- 2014年度GAP実践セミナー・現地実習の年間計画
- 2014年度GAPシンポジウム『グローバルな食市場と適正農業規範』
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載13回) ~ 再び、6時産業化への挑戦 ~
- GFSIが認証する事実上の国際基準 -GAP認証の国際基準は-
- 《国際認証ビジネスの動向》アブダビ宣言
- 《文献抄録》「ネオニコチノイド系農薬はミツバチ減少の要因
- 《用語解説》『オリンピック・レガシーとは』
- 編集後記
39号(2014.7) PDF
- 【巻頭言】GAP推進の「十年一日」と「十年一昔」
- GAPは持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない
連載第7回 最終回 GAPの革命的な意味と国民的理解 - 『日本GAP規範』のバージョンアップ版(Ver.1.1)について
- 2014年度GAPセミナー開催のお知らせ「GLOBALG.A.P.認証の学習と実践」
- 2014年度GAP実践セミナー・現地実習の予定
- GAP指導者養成講座の現場から -農場評価モデル農場へのお願い-
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載12回)
- GFSIが認証する事実上の国際基準 -GAP認証の国際基準は-
- 《用語解説》GAPはエシカル農業
- 一般社団法人日本生産者GAP協会2013年度定期総会報告
- 編集後記
38号(2014.5) PDF
- 【巻頭言】世界標準GAP認証 落第のすすめ
- GAPは持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない
連載第6回 農政のパラダイムシフトとしてのGAP - 日本生産者GAP協会2013年度GAPセミナーの概要
-直売所生産者のGAP教育とリスク管理- 概要報告 - EU政治に詳しい国際政治学者のGAP論
震災後の文明・GAPが日本農業を救う - 2014年度GAP実践セミナー・現場実習の年間計画
- 農林水産省「農業生産工程管理体制構築事業」成果報告会の所感
- GAP指導者養成講座の現場から(第4回)-目から鱗-
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載11回)
- GAPの必要性を感じた「とんでもSNSニュース」
- 今、アセアンは豊かになりつつある(第2回)
- 編集後記
37号(2014.3) PDF
- 【巻頭言】有機農業なら持続的なのか?
- GAPは持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない
連載5 農業者は持続可能な社会の実現を支える主体である - GAP指導者養成講座の現場から
- 国際家族農業年2014について
- 2013年度農産物直売所GAPセミナーの概要
- 株式会社Citrusの農場経営実践
連載第10回 ~6次産業総合化事業計画の認定 - 今、アセアンは豊かになりつつある(第1回)
- 《用語解説》6次産業化
36号(2014.1) PDF
- 新しい年を迎えて
- 【巻頭言】メニュー偽装問題
- GAPは持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない 連載4
- 2013年度 農産物直売所GAPセミナーのお知らせ
- 日本生産者GAP協会2013年度GAPシンポジウム
GLOBALG.A.P. TOUR 2013 JAPAN合同開催 報告 - 日本生産者GAP協会2013年度GAPシンポジウム(11月28日)報告
- GLOBALG.A.P. TOUR 2013 JAPAN FGAP 合同開催シンポジウム(11月30日)報告
- GAP指導者養成講座の現場から
「GAP指導者養成講座」における主催者のクロージング・メッセージ - 株式会社Citrusの農場経営実践(連載9回)
35号(2013.11) PDF
- 【巻頭言】日本の農業改良普及事業と本来GAPの推進
- GAPは持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない 連載3
GAP指導者(評価員)の要件とその役割 - 日本生産者GAP協会2013年度GAPシンポジウム
GLOBALG.A.P. TOUR 2013 JAPAN 合同開催 - 2014年春期GAPシンポジウムの予告
- 『日本の農業普及制度とGAP推進』<連載第7回>最終回
世界から取り残されたアフリカの普及事業の現状とGAP - GAP指導者養成講座の現場から
GAP指導者に必要なものは「本来のGAPの認識と農場評価の技量の向上」 - ラオスの環境保全型農業とGAP指導
- 株式会社Citrusの農場経営実践(連載8回)
- 《用語解説》アセアンGAPとラオGAP
- 《文献抄録》生鮮野菜の微生物安全性に向けた取組み
34号(2013.9) PDF
- 【巻頭言】TPPを契機に、あるべきGAPの推進ができないか
- GAP は『持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない』《連載2》
―農業の「道しるべ」と国民的理解― - 【GH農場評価制度】の評価現場シリーズ《その2》
評価現場で確認した商業GAP認証の問題点とGAP指導の課題 - GAP実現(持続的農業と地域農業振興)のためには「農場評価員」の育成が必要
- グリーンハーベスター評価制度のロゴマーク決まる
- 日本生産者GAP協会2013年度GAPシンポジウム GLOBALG.A.P. 2013ツアー JAPAN 合同開催
- 2014年春期GAPシンポジウムの予告
- 2013年度GAP実践セミナー・農場実地トレーニングの開催予定
- 『日本の農業普及制度とGAP推進』<連載第6回>
アジアの普及事業の多様性とGAP - 《日本におけるGLOBALGAPの役割と課題》(連載第5回)
農産物の自由貿易とGAP認証の国際標準 - 株式会社Citrusの農場経営実践(連載7回)
~農業高校の意義を見直す~ - 《用語解説》グローカルとは
33号(2013.7) PDF
- 【巻頭言】自然災害に対応するGAPとは?
- GAP は『持続可能な農業と地域振興に寄与するものでなければならない』《連載1》
- 日本生産者GAP 協会2013 年度GAP シンポジウム GLOBALG.A.P. TOUR 2013 JAPAN 同時開催
- 2014 年春期GAP シンポジウムの予告
- GAP 農場評価で確認した農場の情報利用の実態と問題点
- 2013 年度GAP 実践セミナー・農場実地トレーニングの開催予定
- 『日本の農業普及制度とGAP 推進』《第5回》イギリスの民営化した普及事業とGAP
- 《日本におけるGLOBALGAP の役割と課題》(連載第4回)-日本での適応の課題-
- 株式会社Citrus の農場経営実践(連載6回)
- 《用語解説》【ICT】アイ・シー・ティー
- 【GLOBAL G.A.P. 最新情報】 JGAP+G のベンチマーキングプロセス中止
32号(2013.5) PDF
- 【巻頭言】『リスクリテラシーの構造とその重要性』
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第22回 最終回
- 2012年度GAPシンポジウム・誌上ダイジェスト
- 《シンポジウム初日のダイジェスト》
- 《総合討論要旨》
- 《シンポジウム二日目のダイジェスト》
- 総合討論 『GAPに取り組む意味と効果的なGAP推進手法』
- 《会場からの質問に対するパネラーからの回答》
- 県版「適正農業規範」続々登場
- 都道府県で行われる「GAP指導者養成講座」
- 園芸王国『高知』の挑戦・・・ハウス燃油の流出防げ!
- 2013 年度GAP シンポジウムのご案内
- 2013 年度GAP 実践セミナー・農場実地トレーニングの開催予定
- 株式会社Citrusとして
31号(2013.3) PDF
- 【巻頭言】『食品安全文化』
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第21回
- 2013 年度GAP シンポジウムの予告
- 2013 年度GAP 実践セミナー・農場実地トレーニングの開催予定
- 《グリーンハーベスター評価制度の概要》連載第3回
- 『日本の農業普及制度とGAP 推進』<第4回>
~アメリカの協同普及事業~ - 《日本におけるGLOBALGAP の役割と課題》(連載第3回)
- 『食品ロス削減シンポジウム』に参加して
~みんなで取り組む食品ロスの削減~ - 「食品安全近代化法」に基づく
アメリカにおける青果物の安全規則に関する提案の概要 - 《用語解説》 アメリカの「食品安全近代化法」
30号(2013.1) PDF
- 【巻頭言】『子孫に何を残すのか』
~現代社会の責任と農業~ - 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第20回
- 「GAP指導者養成講座」普及指導員ら1,500名修了
- 2012 年度 セミナー・シンポジウム開催
- 『日本の農業普及制度とGAP 推進』<第3回>
~農協による営農指導などの民間による普及~ - 《グリーンハーベスター評価制度の概要》連載第2回
- 株式会社Citrus の農場経営実践(連載第3回)
- 《日本におけるGLOBALGAP の役割と課題》(連載第2回)
- GH評価制度 第1回評価員試験の報告
- 《研究成果》 大腸菌の入った牛糞堆肥の野菜栽培での施用
土壌中の大腸菌は急速に減少し、野菜内部には移行しない
29号(2012.11) PDF
- 【巻頭言】『農場監査における「形式知」と「暗黙知」とのバランス』
~農産物にどこまで安全・安心を求めるのか~ - 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第19回
- 2012 年9月期 第2回農場実地トレーニングの結果
- 2012 年度 セミナー・シンポジウム開催予定のご案内
- 農産物・食品の「安全・安心」を考える
- 《グリーンハーベスター評価制度の概要》連載第1回
- 『日本の農業普及制度とGAP 推進』<第2回>
~公的普及の変遷~ - ミツバチをめぐる問題(第2回)
ミツバチの暮らしと養蜂① - 株式会社Citrus の農場経営実践(連載第2回)
- 《日本におけるGLOBALGAP の役割と課題》(連載第1回)
- 《行政の動きとGAP》
白菜の浅漬けによるO-157 中毒問題
28号(2012.9) PDF
- 【巻頭言】『期待されるGAP は持続的農業』
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第18回
- 『倫理問題としてのGAP を考える』
- 《2012 第3回GAP 実践セミナーの結果の報告》
- 2012 年9月期 第2回農場実地トレーニングのご案内
- 2012 第3回GAP 実践セミナーのご案内
- 2012 年9月期 農場実地トレーニングのご案内
- 2012 年度セミナー・シンポジウム開催予定のご案内
- 『日本の農業普及制度とGAP 推進』<第1回>
GAP 推進における普及制度の重要性 - 株式会社Citrus の農場経営実践(連載第1回)
- 《牛久市に放射能が降った日》から
- 農産物・食品の放射能問題、その後
- 《農業と独占禁止法》連載1
- 《用語解説》 「6次産業化」(ろくじさんぎょうか)
- 『穀類の国際需給と国際価格の動向』
- 『読者の皆様へ』
- 《事務局移転のお知らせ》
27号(2012.7) PDF
- 【巻頭言】ベトナムの子供が支える環境保全型農業
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第17回
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第10回)
- 《第2回セミナーの結果の報告》2012 5月度GAP実践セミナーの報告
- 《第1回農場実地トレーニングの結果の報告》2012 年6月期 農場実地トレーニングの報告
- 2012 第3回GAP 実践セミナーのご案内
- 2012 年9月期 農場実地トレーニングのご案内
- 2012 年度 セミナー・シンポジウム開催予定のご案内
- ミツバチをめぐる問題
アメリカにおけるミツバチの大量死 “Colony Collapse Disorder (CCD)” について - 《安曇野市の地下水の硝酸汚染を考える》
- 《理事会・総会報告》
- 《協会役員の変更》
- 『読者の皆様へ』
- 《事務局移転のお知らせ》
26号(2012.5) PDF
- 【巻頭言】民間の農業塾でGAP教育を開始
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第16回
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第9回)
- 2012 5月度GAP実践セミナーの報告
- GAPにおける「適正」とは何か
- 日本の農薬使用量が世界一位から第二位に
- 《厚生労働省関係の情報》
食品の放射性物質の新たな基準値が出されました。 - 《FGAP 協会利用会員からの質問》
- 《用語解説》 ネオニコチノイド系農薬
- 《ニュース・情報》
- 『読者の皆様へ』
- 《事務局移転のお知らせ》
25号(2012.3) PDF
- 【巻頭言】GAP の理解と普及推進
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第15回
- イギリスのレッドトラクター表示制度について(その5)
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第8回)
- 2012 春期GAP 実践セミナーの報告
- GAP 実践セミナー参加者レポート 2012.2.23~24
- 農産物流通技術研究会の研究例会でGAP の紹介
- 《田上理事長の講演要旨》(再録)
一般社団法人日本生産者GAP 協会の目的と実践 - 《ニュース》放射性物質除去技術に関する記事
- 《農林水産省関係の情報》
- ≪委員会報告≫
- 『読者の皆様へ』
- 《事務局移転のお知らせ》
24号(2012.1) PDF
- 【巻頭言】大震災からの復興、農業の振興を!
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第14回
- イギリスのレッドトラクター表示制度について(その4)
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第7回)
- 【2012春期GAP実践セミナー開催案内】
- 正しいフレームワークでGAP推進
- ≪委員会報告≫
- 《ニュースとニュース解説》食品の放射性物質の新たな基準と今後の課題
- 《用語解説》フリードマン著「フラット化する世界」より
- 《FGAP協会利用会員からの質問》
- 『読者の皆様へ』
23号(2011.11) PDF
- 【巻頭言】気づかないのか?気づいているのか?気にしていないのか?
- 【2012春期GAP実践セミナー開催案内】
- 2011年秋期GAPシンポジウムの報告
- コラム BAP(悪い農業)をGAP(良い農業)にするPDCA(管理サイクル)は、指導者が実施する
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第13回
- イギリスのレッドトラクター表示制度について(その3)認証農家の思い
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第7回)
- 「GAP教育」は初年次の農業教育として効果あり
- ≪理事会報告≫
- 『欧州の大規模食中毒事件はその後…』
- 農林水産省が生物多様性戦略の見直しを始めた
- ≪FGAP協会利用会員からの質問≫
- 『読者の皆様へ』
22号(2011.9) PDF
- 【巻頭言】GAP普及~手段から目的へ、個人から組織へ~
- 第23回食・農・環境の情報ネットワーク全国大会 2011年秋期 GAPシンポジウムのご案内
- 《バーチャルシンポ特集》『環境保全のためのGAP』の3回目
- 『労働安全のためのGAP』
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第12回
- イギリスのレッドトラクター表示制度について(その2)認証制度の概要
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第6回)
- 《アセアン加盟国におけるGAP導入状況》
- OECD「対日環境保全成果審査評価 勧告」と「日本GAP規範」
- 『放射能の広がり、詳細な地図に』
- 『食の安心を求めて放射線量を測定してみました』
- (用語解説)OECD
- 『読者の皆様へ』
21号(2011.7) PDF
- 【巻頭言】GAP普及と相互支援
- 《バーチャルシンポ特集》日本GAP規範に基づく農場評価(認証)制度の構築
- 《バーチャルシンポ特集》「栃木県GAP規範」に基づく新たなGAPの推進
- 《バーチャルシンポ特集》『環境保全のためのGAP』(2)
- 第23回食・農・環境の情報ネットワーク全国大会 2011年秋期 GAPシンポジウムのご案内
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第11回
- イギリスのレッドトラクター表示制度について(その1)設立の経緯と現在までの変遷
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第5回)
- 「ミツバチの羽音と地球の回転」と「フード・インク」を鑑賞して
- JGAP認証を取得した生産者の紹介《連載6》
- GAPに取り組むアセアン諸国
- (用語解説-16)ASEANGAP≪アセアンギャップ≫
- 『読者の皆様へ』
20号(2011.6) PDF
- 【巻頭言】『日本GAP規範』の意味するもの
- 《バーチャルシンポ特集》基調講演『日本GAP規範は日本農業の道しるべ』
- 《バーチャルシンポ特集》『環境保全のためのGAP』(1)
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》連載 第10回
- 《放射能奮闘記》風評被害を跳ね返す野菜の放射能測定への取組み
- (用語解説-13,14,15)ミリシーベルト、マイクロシーベルトとベクトル
- 《「日本GAP規範」の一部修正》
- 《(一社)日本生産者GAP協会会員からの質問》
- 『読者の皆様へ』
19号(2011.5) PDF
- 【巻頭言】『想定外を想定するリスク認識とリスク管理を考える』
- 《震災現地レポート》宮城県亘理町の生産者を訪ねて
- 2011年春期GAPシンポジウムの中止のお知らせとお詫び
- 《イギリスGAP 視察記 その3》
- 《放射能奮闘記》茨城県つくば市の農産物直売所『みずほの村市場』
- 『日本適正農業規範』(日本GAP規範)の簡単な紹介(第4回)
- (用語解説-12)リスク関連用語の続き
- <ソーホー(SOHO)体験記>東日本大震災の体験で得たものは「明日は我が身」だった
- 『原発事故だけではない・・・リスク管理と隠蔽体質』
- 《(一社)日本生産者GAP協会会員からの質問》
- 『読者の皆様へ』
18号(2011.3) PDF
- 【巻頭言】日本農業を如何に復活させるかは重い問題
- 第23回食・農・環境の情報ネットワーク全国大会 2011 春 GAPシンポジウムのご案内
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載9回』
- 《イギリスGAP 視察記 その2》
- 《スペイン旅行記 その2》
- 《連載》日本適正農業規範(GAP規範)の簡単な紹介(第3回)
- 《連載》『青果物の品質とは何か、どのように品質を守るか』 (連載第7回)
- (用語解説-11-)「リスク認識」と「リスク評価」、「リスク管理」
- 《(一社)日本生産者GAP協会の利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 『読者の皆様へ』
17号(2011.1) PDF
- 【2011年新年のご挨拶】今年はGAP で農業を立て直す元年
- 【巻頭言】インド農業を垣間見て考える日本の農業研究
- 【2011 春 GAPシンポジウムの予告】
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載8回』
- 《イギリスGAP 視察記 その1》
- 《スペイン旅行記 その1》
- 《連載》日本適正農業規範(GAP規範)の簡単な紹介(第2回)
- 《連載》『青果物の品質とは何か、どのように品質を守るか』 (連載第6回)
- JGAP認証を取得した生産者の紹介《連載6》
- (用語解説-11-)イギリスの「環境支払い」と「環境・食料・農村地域省(DEFRA)」
- 「適正農業規範と日本の課題」(連載2)
- 《(一社)日本生産者GAP協会の利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 『読者の皆様へ』
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
16号(2010.11) PDF
- 【巻頭言】GAP の普及指導システムの立上げが必須
- 《トピックス》TPP協議開始?
- 【2010 秋 GAPシンポジウムの概要紹介】
- 【次回GAPシンポジウムの予告】
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載7回』
- 《新連載》日本適正農業規範(GAP規範)の簡単な紹介
- 《連載》『青果物の品質とは何か、どのように品質を守るか』 (連載第5回)
- 「現場に見るGAP導入後の変化と効果」
- (用語解説-10-)GAPガイドライン
- 「適正農業規範と日本の課題」(新連載1)
- 《(一社)日本生産者GAP協会の利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 『読者の皆様へ』
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
15号(2010.9) PDF
- 【巻頭言】イングランドGAP規範に学ぶ
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載6回』
- 【2010 秋 GAPシンポジウムのご案内】
- 【次回GAPシンポジウムの予告】
- 《日本農業新聞のGAP記事》の転載(一部加筆)
- 《連載》『青果物の品質とは何か、どのように品質を守るか』 (連載第4回)
- 「タイのGAP 事情」
- 《Twitter雑感》
- (用語解説-9-)ツイッター(Twitter)
- 都道府県は、また新たなGAPに取り組むのか?
- 《(一社)日本生産者GAP協会の利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 『読者の皆様へ』
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
14号(2010.7) PDF
- 【巻頭言】GAPによる健全な日本農業の再構築を目指して
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載5回』
- 【次回GAPシンポジウムの予告】
- JGAP認証を取得した生産者の紹介《連載5》
- 《日本農業新聞のGAP記事》の転載(一部加筆)
- 《連載》『青果物の品質とは何か、どのように品質を守るか』 (連載第3回)
- 「JGAPマーク発行手数料 半額キャンペーン」を見て
- 《Twitter雑感》
- 【残った農薬の処理について】
- (用語解説-8-)『認証』(GAP関係の)
- 《(一社)日本生産者GAP協会の利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 『読者の皆様へ』
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
13号(2010.5) PDF
- 一般社団法人『日本生産者GAP協会』の執行体制整う
- 『GAP導入シンポジウム』は大成功
- 《GAPシンポジウムの参加者》-全国からGAPの実務者が参加-
- 【次回GAPシンポジウムの予告】
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》 『連載4回』
- 《日本農業新聞のGAP記事》の転載(一部加筆)
- 《農水省の動き》
- 《新たな「食料・農業・農村基本計画」が策定されました》
- (用語解説-7-) 『POPs』(ポップス)
- 《(一社)日本生産者GAP協会利用会員からの質問》
- 《理事会・委員会便り》
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
12号(2010.3) PDF
- 《お招きの言葉》《第22回 食・農・環境の情報ネットワーク全国大会》
欧州の適正農業規範に学ぶ―日本農業のあるべき姿を求めて― - 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》『連載3回』
- 《連載》 『青果物の品質とは何か、どのように品質を高めるか』(連載2回)
- 《日本農業新聞のGAP記事》の転載(一部加筆あり)
- 《「GAP普及センター・ユーザーの会」の会員からの質問》
- GAPの学術的見地からGAPを正しく理解する
- (用語解説-7-) 『カーボンオフセット(Carbon Offset)』
- 《広告》 GAPのために、今注目のLED球に換えませんか
11号(2010.1) PDF
- 《2010年新年のご挨拶》今年はGAPにとって新たな飛躍の年
- 《予告》第22回農業情報ネットワーク全国大会『GAP導入シンポジウム』
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》『連載2回』
- 『スペインGAP紀行』(連載6回)
- 《新連載》『青果物の品質とは何か、どのように高めるか』(連載1回)
- 特別寄稿》『デリケートなりんご達』
- 《日本農業新聞のGAP記事》の転載(一部修正)
- 《GAPの現場から》GAPは生産者だけでは実現しない!!!
- 《「GAP普及センター・ユーザーの会」会員からの質問》
- (用語解説-6-)『農業の多面的機能』
10号(2009.11) PDF
- 青森でりんごのグリーントラスト運動始まる
日本の農業資産を市民が受け継ぐ試み - 《特別寄稿》『これは誰のため?
- 《日本と欧州のGAP比較とGAPの意味》『連載1回』
- 『スペインGAP紀行』(連載5回)
- 《日本農業新聞のGAP記事の連載20回》
- 《特別インタビュー寄稿》㈱みずほ 長谷川久夫社長
- 【農林水産省の動き】
- (用語解説-5-)『CSA』(地域支援農業または消費者支援農業)
- 『GAP普及センターの法人化に向けて』
9号(2009.9) PDF
- 第21回農業情報学会シンポジウム『GAP導入シンポジウム』成功里に開催される
- 「GAPシンポジウム」(8月)のアンケート集計結果
- 『英国の新版「適正農業規範」(GAP規範)』について(2)
- 【農林水産省の動き】
- 《EUREPGAPとJGAPのギャップ》(その1)
- 《ひとこと》日本の「エコ」ブームに一言物申す!
8号(2009.7) PDF
- 来る8月18日-19日の両日、茨城県つくば市で、農業情報学会主催の「GAP導入シンポジウム」が開催されます。
- 《日本が取り組むGAPの意義》 『連載第6回』
「GAPの正しい理解と、日本農業のための法規制とGAP規範作りが必要」 - 農薬の空容器の処分方法の指導について
- 《「GAP普及センター・ユーザーの会」会員からの質問》
- JGAP運営・審査・認証の規則についての解釈のずれ
- 《ひとこと》「GAP普及センター・ユーザーの会」会員からの寄稿
7号(2009.5) PDF
- この夏に、第21回農業情報ネットワーク全国大会
テーマは『GAP導入とそのあり方』です - 《日本が取り組むGAPの意義》『連載第5回』
「GAPの正しい理解と日本のGAPのために」 - 『スペインGAP紀行』(連載4)
- イギリスの新版「適正農業規範」(GAP規範)について
- JGAP認証を取得した生産者の紹介《連載4》
- 《JGAPのEUREPGAPとの同等性認証について》
- 『ベンチマーク』(用語解説-4-)
6号(2009.5) PDF
- 『GAP 導入シンポジウム』盛会裡に開催
- 《アンケート結果は語る、GAP の課題》
- 【特別寄稿】GAP を破壊する「日本GAP 協会」事務局の行動
- 日本GAP 協会の正常化へ向けて
- 『環境保全型農業』(用語解説-3-)
5号(2009.3) PDF
- 『GAP 導入シンポジウム』に期待する
- 《日本が取り組むGAP の意義》『連載第4回』
- 『スペインGAP 紀行』(連載3)
- 『GLOBALGAP の日本語版が出来ました』
- 『硝酸態窒素』(用語解説-2-その①)
- 【農林水産省の動き】
- 【厚生労働省の動き】
- 【書籍『GAP 導入』の便利な活用法】