-日本に相応しいGAP規範の構築とGAP普及のために-

2025年5月 農場実地トレーニング

概要

 本トレーニングでは、実在する農場の管理状況の情報・写真・書類を用いたバーチャル農場への評価実習を行います。講師が演じる農場主役に対して受講者がヒアリングを行い、〝自分の目と耳〟で事実を拾い上げ、その情報を元に問題点を洗い出し、それを評価します。また、GAP実践に最も重要な農場のリスク評価の方法を学び、演習を通してリスク評価の技量向上に努めます。 演習には、農林水産省「国際水準GAPガイドライン(全品目)」に準拠し、「GLOBALG.A.P. IFA CPCC」を包含した「GH農場評価規準」を使用しています。

【習得目標】
・農場管理における適正管理の詳細
・農場の管理実態を正確に把握するための調査・監査の技量(インタビュー方法、現場での視点・着眼点)
・実践的なリスク評価の方法
・「国際水準GAPガイドライン」を現場で活用するための技量
本講義の理解が深まる推薦図書
  「グリーンハーベスター農場評価ガイドブック」「日本GAP規範 第2版」
受講者の声
「GH農場評価は、農場のガバナンスやコンプライアンスの徹底、生産性や品質の向上に役立つ」JAグループ職員
「農場評価(聞取り)技量の不足を痛感」都道府県普及指導員
「写真による模擬評価は初心者にとって分かりやすい」都道府県普及指導員
 その他の普及ニュースに掲載された本講義受講者のレポート
  農場実地トレーニング   GAP指導者養成研修
【名  称】
農場実地トレーニング(「GH農場評価」教育プログラム GAP総合講座2)
【開催期日】
2025年5月22日(木)~23日(金)
【開催場所】

インターネットをご利用になり、職場またはご自宅からの受講となります。
ウェブセミナーの受講については、こちらをご覧ください。

【主  催】
一般社団法人日本生産者GAP協会
【指導機関】
株式会社AGIC(エイジック)
【受講要件】
「GAP実践セミナー(「GH農場評価」教育プログラム GAP総合講座1)」または同等とみなされる研修を修了した方
【定  員】
10名
【受講料金】
30,000円(当協会会員 24,000円)(税込)
【お申込み】

ただいま準備中です。

【事 務 局】
一般社団法人日本生産者GAP協会(教育・広報委員会)
〒305-0035 茨城県つくば市松代3-4-3 A402
E-mail:mjfagap.or.jp
TEL:029-861-4900 FAX:029-856-0024
https://www.fagap.or.jp/ (一般社団法人日本生産者GAP協会HP)
キャンセル

開催日前日の12時までにキャンセルの連絡(電話、メール、FAXのいずれか)がない場合は、100%ご請求させていただきます。別日程開催日への変更についても、原則キャンセルと同じ扱いになりますのでご注意ください。

プログラム

1日目 9:15-16:45 (受付9:00~)

(講義)農場評価の基本

・調査の技術と心構え
・調査の記録・報告書について

(演習)GH現地評価実習の準備

・評価項目の確認
・インタビューのシミュレーション

(実習)GH評価実習(バーチャル農場)

・モデル農場で実際に農場評価を行う
・受講者によるヒアリング

(実習)評価報告書の作成

・モデル農場の評価表を完成させる。

2日目 9:15-16:45 (受付9:00~)

(演習)評価目合わせと評価のポイント

・実習による評価の集計結果の違い
・項目ごとに視点、判断、根拠などについて討議

(演習)リスク評価演習

・リスク評価シートを用いて、農場個別のリスク評価(健康と安全、衛生等)を行う。

研修のまとめ

総評、修了レポート(事後記入、提出)

タイムテーブル

1日目講義・演習の内容
9:00-9:15(15)受付(ウェブ入室)
9:15-11:00(105)
(講義)農場評価の基本
・調査の技術と心構え
・調査の記録、判断の根拠、調査のサンプリング、報告書等について
11:00-11:15(15)休憩
11:15-12:00(45)
(演習)GH現地評価実習の準備
・評価項目の割り振り
・インタビューのシミュレーション(質問フレーズを考える、必要なエビデンスを考える)
12:00-13:00昼休み
13:00-16:00(180)
(実習)GH評価実習(バーチャル農場)
・バーチャル農場で実際に農場評価を行う
・受講者によるヒアリング
16:00-16:45(45)
(実習)評価報告書の作成
・モデル農場の評価表の記入を完成させる
2日目講義・演習の内容
9:00-9:15(15)受付(ウェブ入室)
9:15-12:00(165)
  (内10)休憩
(演習)評価目合わせと評価のポイント
・実習による評価の集計結果の違い
・項目ごとに視点、判断、根拠などについて討議
12:00-13:00昼休み
13:00-13:45(45)
(演習)評価目合わせと評価のポイント
・評価結果の振り返りの続き
・総評の作成
13:45-14:00(15)休憩
14:00-16:15(135)
  (内15)休憩
(演習)リスク評価演習
・リスク評価シートを用いて、モデル農場における個別のリスク評価(健康と安全、食品安全・衛生等)を行う。
16:15-16:45(30)
研修まとめ
総評、修了レポート(事後記入、提出可)

※内容、時間は進行上の都合により変更になる場合もございます。あらかじめご了承願います。
※全課程を修了(8割以上出席)し、修了レポートが承認された方には、修了証が発行されます。修了証は後日、郵送いたします。